- 閲覧前にご確認ください -

逆ハーです。

文字サイズ変更

異世界転移して冒険者たちのパーティに入った結果、メンバー達に溺愛されてます!?

#15

迷子

「おっかしいな...」

私はだんだん不安になってきていた。
グレイさんと木の実を採りに林に来ていたんだけど、はぐれて迷子になってしまった。
しばらくうろちょろしていたんだけど、こんなことなら大人しくしておけばよかったかも...
かれこれ1時間が経とうとしていた。私はその場に座り込む。

「はあ...ん?」

声が聞こえる...ような気がする。
慌ててあたりを見渡すと、赤毛が見えた。
ほっとして私もグレイさんに駆け寄る。

「グレイさん!」
「ル、ルカ!よかった...」

グレイさんの息は荒くて、よく見たら着ているものも泥で汚れている。

「ご、ごめんなさい...迷惑かけて」
「ううん、無事でよかった。心配したよ」

うう、優しい。このグレイさんの優しい微笑みが好きなんだよね。
...ん?んん?好き?
あれ!?私、グレイさんのこと好きなの!?
自覚したら途端に恥ずかしくなる。でも、そっか。私に好きな人ができたんだ...。

「?どうかしたの、顔が赤いけど...」
「いや!何もないですよっ!?」

声が裏返る。絶対何かあるやつじゃん。
グレイさんは苦笑いをして言った。

「収穫は少なめだけど、今日は帰ろうか」
「はい!」

私とグレイさんは並んで歩きだす。
どうしよう。手を繋いじゃう?不審に思われるかな。
ええい!女は度胸だ!
なるべくさりげなくグレイさんの手を握る。
グレイさんがこちらを向いた。

「こうしたら、もうはぐれないと思って!」
「...うん。そうだね」

グレイさんの耳はちょっと赤い。やった!
じっとしていられなくて、ときどき手を動かしてしまう。


帰ってから、採ってきた木の実を使ってケーキを焼く。
誰かがキッチンに入ってきて、後ろを見るとアランだった。
アランだとは思わなかったから、びっくりする。

「うわ!...アラン、どうしたの?」
「何でそんなに驚くんだよ」
「アランだと思わなかったんだもん。てっきりグレイさんかと」
「ふうん。...そうかよ」
「アラン?怒ってるの?」
「別に」

いや、絶対怒ってるでしょ。
何かあったのかな?
とにかくご機嫌とりをしておかないと後で酷くなっても困る。

「ねえ、味見してくれる?私もしたんだけど、アランに食べてほしいの」
「......」
「まだ私以外食べてないからさ、他の人からしてどうかなって」
「......ん」

やんわりと『初めて』をアピールする。アランは何かと『初めて』っていうか、『一番』にこだわるから。
するとアランは手を差し出してちょいちょいと動かしてきた。
フォークを渡せってか!我が儘マンめ!
アランはケーキを食べると、フォークを私の口に突っ込んできた。
私がしどろもどろしていると、アランは面白そうに笑った。
むきー!!

「ありがたく舐めろよ」
「はぁ!?」

小学生かよ!言いたいことだけ言ってどっか行ったし!
しかも顔がいいせいで変な意味に聞こえるんですけど!

しばらくケーキは作らないことにした。

作者メッセージ

ヒロイン、迷子になりがち。笑
で、まさかのグレイが一番乗り!
今日の一枚↓
https://firealpaca.com/get/mYTMLgfo

2025/04/02 16:02

まっちゃん ID:≫ 2ywaKh7FAM0d6
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 16

コメント
[3]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL