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逆ハーです。

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異世界転移して冒険者たちのパーティに入った結果、メンバー達に溺愛されてます!?

#10

早めの再会

それからあまり経たないうちに、一つのお店にたどり着いた。
たぶん酒場だ。豪快な笑い声が聞こえる。

「ルカ」

シドに、男のふりをするように言われた。
私はフードを被り直し、声をできるだけ低くする。

「ど...どうかな?」
「...とにかく俺たちから絶対離れるなよ」

微妙な顔をされた。
結構いい線いってると思ったんだけどな。

店の中に入ると、声の大きな男の人が話しかけてきた。

「よお、久しぶりだな、アラン!よく来た!」
「ビンさん、久しぶり」

アランはこの人と仲がいいみたい。
後ろで縮こまっている私に目ざとく気付くと、ずんずん近寄ってきた。

「ん?誰だ、この坊主」

顔を覗きこまれそうになって、慌ててうつむく。

「やめてやってくれ、まだこの町に慣れていないから」
「ふうん。拾ったのか?」
「ああ」

そんなことを話しながら、私たちは席へと案内された。
案内されたテーブルにいる人が頭を上げる。
鮮やかな黄緑...まさか。

「君...」

その人と目があったまま離せないでいると、後ろから声がした。

「へえ、すでにお知り合いでしたか。さて、どこでどう出会ったのか...」
「あ、あははは...」

エディが怖い。怖すぎる。
動物としてのカンが教えている。
下手な言い訳はするな!!!と。
だから私は意を決してエディに向き合った。

「ご、ごめんなさい...」

ちょっと上目遣いも使ってみる。
エディの顔はなんともいえない。
失敗したかな。

「...仕方ありませんね」

バリバリに成功していた!!!!!
心の中でガッツポーズ。
黄緑さん(仮)は不思議そうに私たちを見つめていた。



黄緑さん...はラントと言うらしい。同い年だった。
てっきり年上かと思ってたのに。
盗賊をしていて、アランのパーティに入っているらしい。
今は単独依頼をこなしていたらしいけど。

とにかく今日は近況報告と私の紹介のために集まったらしい。

段々お酒が入ってきて、皆が潰れていく。
私はあんまり弱いほうではないけど、酔い癖が悪すぎるのでやめておく。
一番弱いのはダントツでエディだ。
それからアラン→ラント→グレイ→シドの順に寝落ちしていった。
最後まで残っていたハンクも、うとうとしている。
私の肩に頭を預けて目を閉じている姿は、...可愛い、と、思う。
格好いい、とも...思う。

ううん、ちょっと混乱してるのかも。
まだこの世界に来たばっかだし。
結婚したけどそもそも恋愛感情はお互いにないはずだもん。
好きになったって辛いだけだから。
何とか自分に言い聞かせる。
外に出たの久しぶりだったな...疲れた。

いつの間にか私も眠りに落ちていた。

作者メッセージ

今回はシド。↓
https://firealpaca.com/get/S4LjT1rX
思っていたより幼めになってしまった。

2025/03/22 00:00

まっちゃん ID:≫ 7tcdpCk/fMi.Q
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