二次創作
《 Find the Mistake 》
ハイ 、 やっと 本編 スタート となります ‼︎ ٩(。˃ ᵕ ˂ )و イェーィ
長い連載 になると思いますが 、 これから 宜しくお願い致します !
では 本編へ どうぞ 。 ρ(..)
[太字]本編[/太字]
[水平線]
─── やっとの事で 神羅カンパニー から 抜け出せた … 。
さっきからずっと走ってるから 息が 上手く 出来ない … 。
鼓動が[漢字]煩[/漢字][ふりがな]うるさ[/ふりがな]い中 、 荒い息を整えながらも 今すべき事を 考える 。
もう少し … 、 神羅から 離れたところまで逃げなければ … っ 。
2度とあんな思いはしたく無い 。
思い出したくも無い記憶が次々と浮かんでくる 。
「 うっ … 。 」
その途端 、 疲労からなのか 、 目眩でフラリと足がもつれて そのまま地面に倒れてしまった 。
手足が痺れて動かない 、 私は目を閉じて 意識を手放しかけた瞬間 … ── ─ 。
「 … ッ … オイ 、 大丈夫か ? 」
頭上で誰かの声がした 。
勿論 、 自分の声じゃ無い 。
頭の後ろに手を回され軽く持ち上げられる 。
私は 重い瞼をゆっくりと開けた 。
視界にぼんやりと映るのは 、 金色のツンとした髪の毛と 不思議な青色の目 。
[漢字]魔晄[/漢字][ふりがな]まこう[/ふりがな]の眼 … だ … 。
その青色の瞳は 、 私を映して 戸惑った様に丸くなっていた 。
[中央寄せ] − – − − − 説明しよう ! − – − − −[/中央寄せ]
魔晄の眼 とは 、
魔晄を浴びる事によって 、 緑がかった不思議な色に変化します 。
ソルジャーの者は全員 魔晄の目 をしていて 、 【 ソルジャーの 証 】 とも言われます 。
ソルジャー以外でも 魔晄を浴びた者は例外 無く 『 青緑色の目 』 になります 。
[中央寄せ]− – − − − − – − − − − – − − − − – −[/中央寄せ]
「 お前 、 その目の色 … 。 『 オイ 、 そこの男 ‼︎ 』
彼が言おうとしていた言葉は突然の 大声 に掻き消されてしまった 。
私と彼は 、 反射的にその声がした方に振り向く 。
すると[漢字]其処[/漢字][ふりがな]そこ[/ふりがな]には青い制服と表情が[漢字]伺[/漢字][ふりがな]うかが[/ふりがな]え無い様な マスク を身に付けた兵士が[漢字]此方[/漢字][ふりがな]こちら[/ふりがな]に近づいて来た 。
[大文字]神羅兵[/大文字] … ‼︎
「 あの女はさっきまで居なかった筈だが 。 」
「 連れなんじゃ無いか ? 」
パニックを起こしている私の脳内を[漢字]余所[/漢字][ふりがな]よそ[/ふりがな]に
神羅兵共 は私と傍にいる金髪の人を見て何かを[漢字]企[/漢字][ふりがな]くわだ[/ふりがな]てている様だ 。
此処 で捕まれば また研究室に 連れ戻される … !
不安 と 恐怖が波の様に押し寄せる 。
隣にいる金髪の人 の表情は少し険しくなっているかの 様に見えた 。
「 関係性は後で吐かせればいい ‼︎ 兎に角2人とも逃すな ! 捉えろ ! 」
「 はっ ! 」
今居る場所は T字路の中心 だった 。 後ろら辺には橋があるみたいだ 。
そして [漢字]其々[/漢字][ふりがな]それぞれ[/ふりがな]の道を神羅兵達が挟み 、 ジワジワと此方へ迫り始めて来た。
如何しよう … … … もう … 、 ダメなのかな 、 … イヤ 何とかして抜け出せれば 。
が 、 その時 、 [斜体]パン ![/斜体] と言う 小気味の良い鋭い音がその場に 響き 、
足場数 cm の辺りに何かが 跳ね返った 。
見れば 取り囲む様に迫って来る 神羅兵の人が持つ銃から煙が出ている 。
「 くっ … おい 、 アンタ 。 」
「 ? 」
傍にいた金髪の人に急に声を掛けられた 。
思わず ハッ として彼を見る 。
すると 彼は何を思ったのか 、
いきなり私の手をグイッと掴んでそのまま自分の首に回した 。
そして その行動に私が 反応を起こす前に 私の体を抱え上げた 。
「 は ⁉︎ 」
あまりの手際の良さに頭が着いて行かない 。
足が 地面を離れて 、 自分の体が抱き上げられたと なれば[漢字]吃驚[/漢字][ふりがな]ビックリ[/ふりがな]する 。
「 そのまま 掴まってろ 。 」
「 え 。 」
一体この人は何をする気なんだ 。
もしかして そのまま神羅兵に受け渡す … とか無いよね … ?
私の不安はどんどん増すばかりだった 。
「 残念だが 、 お前らの相手をしてる程 暇じゃ無いんでな 。 」
すぐ傍で聞こえた捨て台詞 。
その瞬間 、 ヒュン … とした浮遊感を感じた 。
「 っ 〜 〜 〜 ⁉︎⁉︎⁉︎ 」
彼は迷う事無く 橋の下に通っていた 列車に飛び降りたのだから … ─── 。