【短編集】本音倉庫
今日、授業の一貫でクラス全員で屋上へ行った。
多分学校の屋上に行ったのは人生で初めてだと思う。
意外と高さは無かったし、風強いなぁと思うだけで別に怖くもなかった。
けど、怖ーいとキャーキャー叫ぶ陽キャ女子には飽き飽きした。
これぐらいの高さ致命傷にもならないし、骨折程度だろうに。
柵も高めだったが、普通に登れそうな高さで安心は出来なかった。
此処から人が落ちるとはこの学校の誰も疑わなかったのだろうか。
普通に柵を越えて落ちる事は難しいことではないのに。
友達から、「落ちないでね?」と心配された。
ごめんね、友達よ。多分それは杞憂だから安心してほしい。
痛いのは嫌いだから、落ちて一発じゃない事が分かったら落ちるはずがない。
痛さは一生続くんだ、後遺症も残るかもしれない。
一発でいけないのならばそれで落ちる阿呆が何処にいるのだ。
しかも、出来るものならば好きな人と心中がしたい。
それができれば幸せだと私は空想に描いているから。
多分学校の屋上に行ったのは人生で初めてだと思う。
意外と高さは無かったし、風強いなぁと思うだけで別に怖くもなかった。
けど、怖ーいとキャーキャー叫ぶ陽キャ女子には飽き飽きした。
これぐらいの高さ致命傷にもならないし、骨折程度だろうに。
柵も高めだったが、普通に登れそうな高さで安心は出来なかった。
此処から人が落ちるとはこの学校の誰も疑わなかったのだろうか。
普通に柵を越えて落ちる事は難しいことではないのに。
友達から、「落ちないでね?」と心配された。
ごめんね、友達よ。多分それは杞憂だから安心してほしい。
痛いのは嫌いだから、落ちて一発じゃない事が分かったら落ちるはずがない。
痛さは一生続くんだ、後遺症も残るかもしれない。
一発でいけないのならばそれで落ちる阿呆が何処にいるのだ。
しかも、出来るものならば好きな人と心中がしたい。
それができれば幸せだと私は空想に描いているから。