昔から自分は目の前で泣いていたりする人に弱かった。
自分の中の何かの気持ちが作用して放って置けなくなってしまうから､
放っておくと以前の自分のようになってしまうのではって思っちゃって､
放って置けなくて､ゆっくり慰めにいく。

それが身内や親しい仲であれば普通に慰めてあげれるのだが､
それが先輩や知らない人であると体が固まって動かなくて声も詰まっていく。
以前も先輩が泣いている時にすぐに慰めに行けなかった。
いろんな感情が頭で大洪水を起こして頭が軽いパニック状態になっていたから､
一言ぐらいしか慰めの言葉をかけてあげられなかった。

助けてあげたいのに助けられないと言う現実を突きつけられている感じがして､
言葉も喉に詰まってしまったように出てこなくて､
助けてあげられない､１つの言葉もかけてあげられない､それが苦しかった。

だから､目の前で泣いていたりする人が昔から苦手だった。