【短編集】本音倉庫
私より何センチも背が高くって
私よりずっとずっと優しくて、明るくて、純粋で。
誰よりもかっこよくって、元気で明るくって。
私より1つも2つも歳が違くて、いいとこがいっぱいあって。
私なんかが釣り合わないほどあの人はお綺麗だった。
あの大きな背中に少しだけ身を委ねてみたかった。
あのあったかい手で撫でて欲しかった。
あの優しい声でいっぱいに褒めて欲しかった。
あの姿を誰にも触らせたくなかった。
絶対に、異性だなんて言語道断だった。
あの人の魅力は今まで会った誰よりも素敵だった。
だから、見つかられたくなかった。
これ以上失敗するのは嫌だった。
来年、その人は卒業して居なくなっちゃうから、
「自然消滅」だなんていうものにはなりたくなかった。
どれだけ話しかけたとしても、
どれだけアタックしてもアピールしても
どれだけ共感したとしても、
なんにも進展はなかった。
アナタの瞳にはどこにも私は映ってなかった。
ただ、映ってたのは同じパートのその人の異性の友だった。
まぁ、勝てるはずがないんだけど。
どうしてもあの人が諦め切れなかった。
愛してるだけじゃダメだから。
それ以上の言葉が欲しい。
私よりずっとずっと優しくて、明るくて、純粋で。
誰よりもかっこよくって、元気で明るくって。
私より1つも2つも歳が違くて、いいとこがいっぱいあって。
私なんかが釣り合わないほどあの人はお綺麗だった。
あの大きな背中に少しだけ身を委ねてみたかった。
あのあったかい手で撫でて欲しかった。
あの優しい声でいっぱいに褒めて欲しかった。
あの姿を誰にも触らせたくなかった。
絶対に、異性だなんて言語道断だった。
あの人の魅力は今まで会った誰よりも素敵だった。
だから、見つかられたくなかった。
これ以上失敗するのは嫌だった。
来年、その人は卒業して居なくなっちゃうから、
「自然消滅」だなんていうものにはなりたくなかった。
どれだけ話しかけたとしても、
どれだけアタックしてもアピールしても
どれだけ共感したとしても、
なんにも進展はなかった。
アナタの瞳にはどこにも私は映ってなかった。
ただ、映ってたのは同じパートのその人の異性の友だった。
まぁ、勝てるはずがないんだけど。
どうしてもあの人が諦め切れなかった。
愛してるだけじゃダメだから。
それ以上の言葉が欲しい。