【短編集】本音倉庫
いつまでもこんなんじゃダメだとは思ってる。
好きな人に好きな人ができたりいたと知ったら
負けてしまったと怯んで諦めることが多いし、
そもそも五月蝿いウザい性格で、
よく先生とか友達に呆れられて最終見放される。
どうしても直らないこの性格。
早とちりしたり、リーダーでもないのに気取ったり、
他から見たら自分はまさに変なやつだ。
性格も悪い、容姿も最悪、頭も悪い。
「お前を好きになる奴なんかいない」だなんて親にも言われた。
今となっちゃごもっともだ。
今まで一度も恋なんか成功したことがない。
いや、終わらせてしまったのが正解だ。
自分の性質上仕方のないことだ。
親にも好かれたことはなかった。
みんなほど親に愛されているわけじゃないし、
弟ばかり愛されていてその愛は一向に向けてくれなかった。
ただ愛されたかった。
誰かに好きだと言って欲しかった。
誰かに必要とされたかった。
それだけだった。それだけのことだった。
馬鹿げた戯言。みんなから見たらくだらないことだ。
こんな奴誰も愛してくれないし、必要としてくれもしない。
ただの夢の妄言に過ぎない。幻想を抱いているだけ。
誰も振り向いてはくれない。
ただ、明るく振る舞うことだけ。
それだけしてれば無駄に心配されなくていい。
けど、心配して欲しかった。
好きな人に好きな人ができたりいたと知ったら
負けてしまったと怯んで諦めることが多いし、
そもそも五月蝿いウザい性格で、
よく先生とか友達に呆れられて最終見放される。
どうしても直らないこの性格。
早とちりしたり、リーダーでもないのに気取ったり、
他から見たら自分はまさに変なやつだ。
性格も悪い、容姿も最悪、頭も悪い。
「お前を好きになる奴なんかいない」だなんて親にも言われた。
今となっちゃごもっともだ。
今まで一度も恋なんか成功したことがない。
いや、終わらせてしまったのが正解だ。
自分の性質上仕方のないことだ。
親にも好かれたことはなかった。
みんなほど親に愛されているわけじゃないし、
弟ばかり愛されていてその愛は一向に向けてくれなかった。
ただ愛されたかった。
誰かに好きだと言って欲しかった。
誰かに必要とされたかった。
それだけだった。それだけのことだった。
馬鹿げた戯言。みんなから見たらくだらないことだ。
こんな奴誰も愛してくれないし、必要としてくれもしない。
ただの夢の妄言に過ぎない。幻想を抱いているだけ。
誰も振り向いてはくれない。
ただ、明るく振る舞うことだけ。
それだけしてれば無駄に心配されなくていい。
けど、心配して欲しかった。