【短編集】本音倉庫
今日、告白しようとした。
丁寧に手紙を全部手作りして、
想い込めて震える手で字を書いて、
放課後あの子の下駄箱に手紙を入れた。
そして帰る時に手紙の有無を確認した。
そのまま下駄箱の中に自分が置いた時の感じで置きっぱなしだった。
よくよく考えると靴がなかった。
そりゃあの子は運動部、流石に靴は持ってくだろな
今日は手紙をまたスカートのポケットの中に入れ、帰った。
虚ろになりながら自転車を漕いではや5時40分。
告白って難しいんですね。
人を好きになるって難しいんですね。
少女漫画のヒロインは良いですね。
何度も何度も失敗を繰り返してきた。
ただ好きだった。
けどあの子は「〇〇が恋しい」と遠くで言っていた。
小学校時代のあの子の好きな人だ。
なんだか苦しかった。ぎゅっと絞められるような感じ。
やっぱりあの子の好きな子には敵いわしなかった。
自分はただの『トモダチ』だった。
難しいですね。
恋愛って
丁寧に手紙を全部手作りして、
想い込めて震える手で字を書いて、
放課後あの子の下駄箱に手紙を入れた。
そして帰る時に手紙の有無を確認した。
そのまま下駄箱の中に自分が置いた時の感じで置きっぱなしだった。
よくよく考えると靴がなかった。
そりゃあの子は運動部、流石に靴は持ってくだろな
今日は手紙をまたスカートのポケットの中に入れ、帰った。
虚ろになりながら自転車を漕いではや5時40分。
告白って難しいんですね。
人を好きになるって難しいんですね。
少女漫画のヒロインは良いですね。
何度も何度も失敗を繰り返してきた。
ただ好きだった。
けどあの子は「〇〇が恋しい」と遠くで言っていた。
小学校時代のあの子の好きな人だ。
なんだか苦しかった。ぎゅっと絞められるような感じ。
やっぱりあの子の好きな子には敵いわしなかった。
自分はただの『トモダチ』だった。
難しいですね。
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