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暴言あり

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【短編集】本音倉庫

#11


小学6年の頃、キミを好きになった。

ただキミの一番になりたかった。

ただキミが好きだった。
ただボクが不器用なだけだった。

今までに一回も恋を成功させたことがなかった。

けど諦めずに頑張り続けた。
キミだけは何故か苦しいほどに恋をした。

キミに好きになってもらうために
できるだけ色んなことをした。
色んなできることを探した。

頑張った。
けどキミには手が届かなかった。

最終的に君は別の人にゾッコンになった。
ボクがいくら頑張っても振り向いてはくれないくらいに。
その時ボクは応援側に回った。

だって仕方ないじゃない。仕方のないことだと自分に言い聞かせた。
キミが幸せだったらそれだけでいいんだから。

中学に入学してから、数週間後、
キミの今の状況を少し把握できた。
けど手も足も出さずに居た。

キミは最近ずっとコメントをしてくれた。
主にボクの好きな人を探りに来てた。
それはもう、また思っちゃうしかないでしょ?

ボクはまたキミを好きになった。

キミはボクを応援してくれた。
キミは逃げ上手だった 猫みたいに。
けど諦められなかった。
なんでだろうね。

ボクの歌詞に反応してくれた。
ボクのあとがきもちゃんと読んで、
愛してるよとか好きだよとか言ってくれてた。
ボクは嬉しくて狂いそうだった。

ある日キミは、
「いっそ好きな子もう教えてよ」って言った。
ボクは悩みに悩んでもう教えた。
「キミが好きな人だよ」って。

そこからコメントが途絶えた。
ずっとコメント数を確認しながらキミのコメントを待った。
けど来なくなってしまった。

まだ数日の出来事だからあまり深く考えない方がいいのかもしれない。
けど考えちゃう
キミの顔が頭によぎってくるから
キミを考えちゃうから
しょうがなかった
好きだったから、本気でキミが。


まあ、まだ考えすぎないようにする。
頑張りたいことがあるから。
一つだけ伝えたいことがあったから。

今度の休み、キミに伝えようと思う

作者メッセージ

もう意を決しました

2025/05/08 10:06

ayum ID:≫ 6ybA8nH1Vyj8g
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