花乃魔法学園-青春くれ-
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ][明朝体]ー翌日ー[/明朝体][/中央寄せ]
[中央寄せ][明朝体]ー那糸sideー[/明朝体][/中央寄せ]
先生)はい!今日は、基礎魔法を5つ練習しよう!
明日テストをするのできちんとやってくださ〜い
《[明朝体]はーい[/明朝体]》
どうも。那糸です。
高校生活2日目にして、ついに魔法の練習です。
[中央寄せ]✂︎[/中央寄せ]
先生)皆さんに今配った鉄棒...まぁ、言っちゃえば指 揮棒みたいな物ですね?初めたてはそれがイッチャン良いんですから!
[漢字]檸檬[/漢字][ふりがな]れもん[/ふりがな])えー、先生!
某映画みたいに木じゃないんですかー!?
先生)初心者の初心者はそれが良いんだよっ!!
百聞は一見にしかず、早速やってみよぉー!
ペアでやってねー!
僕のペアは、[漢字]蘭[/漢字][ふりがな]らん[/ふりがな]さんだ。一度も話した事が無いので、不安はある。
[漢字]那糸[/漢字][ふりがな]ないと[/ふりがな])蘭くん...?よろしく!
蘭)ん、よろしく。
手短に挨拶を終え、ワクワクしながら先程配られた分厚い教科書の2ページを開く。意外にも細かくやり方等が書いてあり、初心者にとっては心強そうだ。1つ目の説明は...と
[明朝体]●浮遊魔法●[/明朝体]
[明朝体]まず、杖を利き手に持ちます。そして、力強く穏やかに『フライ』と唱えましょう。完璧です☆[/明朝体]
前言撤回。全く細かくないうえ、半分ふざけている気もする。また、「力強く穏やかに」とはどっちなのだろう。
mob)うわっ、飛んだ✨
そうこうしている内に何人かの生徒は成功しているようだ。ペアの蘭さんももう成功して、次へと移っている。こういう時、自分が取り残されているとどうしても焦ってしまうのは、全人類共通だろう。僕もやらないと。
那糸)ふらい、?
何も起こらない。
「力強く」言うのだと思い出した。
那糸)フライ!!
またもや何も起こらない。
「穏やか」に言うのだとも思い出した。
那糸)『フライ』
そう唱えた時だった。先程まで全く出来なかったのに、体がふわっとなり浮く事が出来た。案外その後は安定していて急に落ちる、という事もなさそうだ。
?)那糸
那糸)えっ...?
《[明朝体]ゴンッ[/明朝体]》
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ][明朝体]ー蘭sideー[/明朝体][/中央寄せ]
蘭)っ!?先生、那糸くんが頭から落っこちました!
息が苦しそうです!!
先生)おぉ、おぉホントや...!
蘭)先生、関心してる場合ですか!?
先生)あ、あぁ汗。『ヒール』
先生はそう唱えると、那糸くんの息が楽になっていた。察するに、治癒の魔法でも唱えたのだろう。
先生)応急処置は出来たが、念の為、保健の先生に診 てもらおう。蘭、よろしく☆
蘭)お、俺ですか、?場所知らないんですけど...
先生)『テレポート』
その言葉を聞いた直後、視界が真っ白になった。
[中央寄せ]✂︎[/中央寄せ]
目を開けると、保健室らしき場所に居た。どうやら魔法で移動させられたらしい。それより、保健室の先生が居ないとはどういう事だろう。
蘭)勝手にベット借りるか...笑
俺は丁寧に那糸くんをベットに寝かせ、近くにあった椅子を横に置いて座り起きるのを待つ事にした。手近な所に本があった為、読書をする事にした。
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ][明朝体]ー那糸sideー[/明朝体][/中央寄せ]
《[明朝体]パチッ[/明朝体]》
目が覚めると体が小さくなって((((んん゛
目が覚めると、いつの間にかベットの上で寝ていた。ここはどこだろう、そして蘭くんが隣で読書している事への疑問が浮かんだ。不覚にも蘭くんの整った横顔を見てドキッとしてしまった。「入学初日でモテモテの1年生」という噂は本当のようだ。
蘭)あ、起きた?
覚えてるか知らないけど、頭から落ちて保健室に 運ばれたんだよ。
那糸)え、あぁ...そうなんだ。
唱えて浮いた、という所までは覚えているが、その後が中々思い出せなかったので助かった。
那糸)ていうか、ずっと待ってたの?
蘭)うん。まぁ、?
那糸)えぇ!ごめん!!迷惑掛けて...汗
蘭)いや全然。起きて誰も居なかったら不安だろうし。
流石モテる男。思考回路が素晴らしい。
那糸)ありがとう。
蘭)教室戻ろっか。
そういって蘭くんは、手を差し出してきた。僕は一瞬戸惑い、どうすれば良いのか迷ってしまった。
蘭)あっ、ごめん。俺、昔から人と手を繋ごうとする のがクセで...汗。
蘭くんはそう言うと物悲しげな顔をして、先に帰ろうと歩き出した。しかし、僕は蘭くんの手を取ってにっこり笑いかけた。
那糸)手、繋いで帰ろっ!
蘭)...!いいよ、別に気を使わなくても。
那糸)ううん!
最初はびっくりしたけど、別に良いと思うよ!
蘭)それ、本当?
那糸)うん!手繋いでると安心するよね!(ニコッ
繋いだ手を蘭くんが見える位置まで持ってきて、笑顔を向ける。伝わったかな、、、?
蘭)ありがとう.../ 帰ろっか。
那糸)? うん!(ニコニコ
なんで蘭くんが顔を晒してたのかは分からないが、きちんと伝わったようなので、一安心だ。今回の事で蘭くんと仲良くなれた気がする...!
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ][明朝体]ー翌日ー[/明朝体][/中央寄せ]
[中央寄せ][明朝体]ー那糸sideー[/明朝体][/中央寄せ]
先生)はい!今日は、基礎魔法を5つ練習しよう!
明日テストをするのできちんとやってくださ〜い
《[明朝体]はーい[/明朝体]》
どうも。那糸です。
高校生活2日目にして、ついに魔法の練習です。
[中央寄せ]✂︎[/中央寄せ]
先生)皆さんに今配った鉄棒...まぁ、言っちゃえば指 揮棒みたいな物ですね?初めたてはそれがイッチャン良いんですから!
[漢字]檸檬[/漢字][ふりがな]れもん[/ふりがな])えー、先生!
某映画みたいに木じゃないんですかー!?
先生)初心者の初心者はそれが良いんだよっ!!
百聞は一見にしかず、早速やってみよぉー!
ペアでやってねー!
僕のペアは、[漢字]蘭[/漢字][ふりがな]らん[/ふりがな]さんだ。一度も話した事が無いので、不安はある。
[漢字]那糸[/漢字][ふりがな]ないと[/ふりがな])蘭くん...?よろしく!
蘭)ん、よろしく。
手短に挨拶を終え、ワクワクしながら先程配られた分厚い教科書の2ページを開く。意外にも細かくやり方等が書いてあり、初心者にとっては心強そうだ。1つ目の説明は...と
[明朝体]●浮遊魔法●[/明朝体]
[明朝体]まず、杖を利き手に持ちます。そして、力強く穏やかに『フライ』と唱えましょう。完璧です☆[/明朝体]
前言撤回。全く細かくないうえ、半分ふざけている気もする。また、「力強く穏やかに」とはどっちなのだろう。
mob)うわっ、飛んだ✨
そうこうしている内に何人かの生徒は成功しているようだ。ペアの蘭さんももう成功して、次へと移っている。こういう時、自分が取り残されているとどうしても焦ってしまうのは、全人類共通だろう。僕もやらないと。
那糸)ふらい、?
何も起こらない。
「力強く」言うのだと思い出した。
那糸)フライ!!
またもや何も起こらない。
「穏やか」に言うのだとも思い出した。
那糸)『フライ』
そう唱えた時だった。先程まで全く出来なかったのに、体がふわっとなり浮く事が出来た。案外その後は安定していて急に落ちる、という事もなさそうだ。
?)那糸
那糸)えっ...?
《[明朝体]ゴンッ[/明朝体]》
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ][明朝体]ー蘭sideー[/明朝体][/中央寄せ]
蘭)っ!?先生、那糸くんが頭から落っこちました!
息が苦しそうです!!
先生)おぉ、おぉホントや...!
蘭)先生、関心してる場合ですか!?
先生)あ、あぁ汗。『ヒール』
先生はそう唱えると、那糸くんの息が楽になっていた。察するに、治癒の魔法でも唱えたのだろう。
先生)応急処置は出来たが、念の為、保健の先生に診 てもらおう。蘭、よろしく☆
蘭)お、俺ですか、?場所知らないんですけど...
先生)『テレポート』
その言葉を聞いた直後、視界が真っ白になった。
[中央寄せ]✂︎[/中央寄せ]
目を開けると、保健室らしき場所に居た。どうやら魔法で移動させられたらしい。それより、保健室の先生が居ないとはどういう事だろう。
蘭)勝手にベット借りるか...笑
俺は丁寧に那糸くんをベットに寝かせ、近くにあった椅子を横に置いて座り起きるのを待つ事にした。手近な所に本があった為、読書をする事にした。
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
[中央寄せ][明朝体]ー那糸sideー[/明朝体][/中央寄せ]
《[明朝体]パチッ[/明朝体]》
目が覚めると体が小さくなって((((んん゛
目が覚めると、いつの間にかベットの上で寝ていた。ここはどこだろう、そして蘭くんが隣で読書している事への疑問が浮かんだ。不覚にも蘭くんの整った横顔を見てドキッとしてしまった。「入学初日でモテモテの1年生」という噂は本当のようだ。
蘭)あ、起きた?
覚えてるか知らないけど、頭から落ちて保健室に 運ばれたんだよ。
那糸)え、あぁ...そうなんだ。
唱えて浮いた、という所までは覚えているが、その後が中々思い出せなかったので助かった。
那糸)ていうか、ずっと待ってたの?
蘭)うん。まぁ、?
那糸)えぇ!ごめん!!迷惑掛けて...汗
蘭)いや全然。起きて誰も居なかったら不安だろうし。
流石モテる男。思考回路が素晴らしい。
那糸)ありがとう。
蘭)教室戻ろっか。
そういって蘭くんは、手を差し出してきた。僕は一瞬戸惑い、どうすれば良いのか迷ってしまった。
蘭)あっ、ごめん。俺、昔から人と手を繋ごうとする のがクセで...汗。
蘭くんはそう言うと物悲しげな顔をして、先に帰ろうと歩き出した。しかし、僕は蘭くんの手を取ってにっこり笑いかけた。
那糸)手、繋いで帰ろっ!
蘭)...!いいよ、別に気を使わなくても。
那糸)ううん!
最初はびっくりしたけど、別に良いと思うよ!
蘭)それ、本当?
那糸)うん!手繋いでると安心するよね!(ニコッ
繋いだ手を蘭くんが見える位置まで持ってきて、笑顔を向ける。伝わったかな、、、?
蘭)ありがとう.../ 帰ろっか。
那糸)? うん!(ニコニコ
なんで蘭くんが顔を晒してたのかは分からないが、きちんと伝わったようなので、一安心だ。今回の事で蘭くんと仲良くなれた気がする...!
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]