二次創作
なんか、皆に愛されてます 〜死にたがりの少女〜
2話 落ちこぼれ
3人「キャプテン、こいつどうするんすか?」
ロー「どうするか・・・・」
意味わかんない。早く死にたい。はぁ、いつまで待てば言いわけ?まじムカつく。
いや待って。自分で死ねばよくね??カッコ悪いけど。手っ取り早くない??????
なんか持ってなかったけなぁ〜?
ガサゴソ ん?あ!これこれ、あるじゃ〜ん。
ロー「なァ、お前、過去になんかあったんだろ」
セレナ「はぁ?」
ロー「話してみたらどうだ?」
セレナ「はぁ?何考えてんの?バカじゃない。少なくとも知らん人に、初対面の、且つ訳解んない人に言う事ねぇっうの。調子に乗んな。」
ロー「・・・・」
シャチ「てめぇ、キャプテンになんて口を!」
ロー「やめろ、シャチ。命令だ。」
シャチ「・・・・」
その間に私は、ポケットにあったカッターを取り出し、自分の腕に当てた。
ロー「! おい、バカ!やめろッ・・・・・!!」
その時すでに手遅れ。私の腕からは大量の血が出てた。
セレナ「嗚呼。私の勝ち。解放される。」
やっと長年の願いが、叶った。死ねるんだ。
そう思って意識を失った。
何者? sideロー
な!!!!
俺は、目の前で起こったことが信じられない。セレナが、自殺した。俺達の前で。医者の前で。
ロー「おい!急いで運ぶぞ!仲間にする。」
やばいな。応急処置しないと。
ベポ「キャプテン、本当にそうするの?」
シャチ「そうだよ。いくら能力があるからって」
自分の中で何かが切れた。
ロー「うるせぇ。」
俺でも驚くぐらいの低い声が出た。なぜだ??
ロー「船長命令だ。黙って聞け。船に医療班準備させとけ。」
2人「アイアイキャプテン・・・・」
ふぅ。これでなんとかなりそうだ。やれやれ。
にしても、こいつの過去は気になるな。何があったんだろうな。そして、何者なんだ?
“「愛されていたんでしょう!?」”
愛されてか、たしかにあの時は愛されてたな。
でも、いや、そうか。こいつは、何を背負っているんだ?
なんだかセレナとは気が合う気がする。なんでだろうな。“死”について考えたからか?いやでも、こいつは、“生まれていることは祝われてない”って言ったよな?じゃあ、俺よりひどいのか?
ロー「何なんだ、こいつ?」
ベポ「キャプテン!行こうよ。」
ロー「ああ。今行く。」
とりあえずこいつを治療してから、考えるか。
そう思って、歩き出した
三途の川 Sideセレナ
ん?ここはどこだ?あ、川がある。
え、まさかの三途の川?かな。渡ってみよう。
橋の向こうに影が?誰かいる。誰?
セレナ「え?お母さん?」
母「セレナ。ごめんね。全部、お母さんのせいだわ。あなたを産んだとき、私に似ててすごく嬉しかったの。大事に育てるって決めたのに、あなたを傷つけたわ。最低な母ね。あなたに傷を負わせてまで言いたかったのかしら?でもね、きっとあなたは強くなる。あなたがここに来るのはまだ早いわ。あれだけひどいことしたのに図々しくってごめんね。けど、生きるのよ。辛いことがあっても、頑張って。許してなんて言わないわ。
さぁ、帰りなさい。元いた世界へ。あなたのことを守るから。頑張って、幸せを見つけて、おばあちゃんになって、孫まで作って、ここに来てね。
・・・・大好きよ!セレナ。生きて!」
??「あ!ちょっと待て!おい!ローにさ、愛してるぜって言っといてくれないか?
俺は、コラソンだ!頑張って生きろよ!」
現実 Sideセレナ
う、こ、ここは?あれ?私三途の川にいたんじゃ
セレナ「???」
ロー「起きたか。」
セレナ「なんで助けた?」
ロー「仲間だから?いいだろ、医者だしな。」
セレナ「なんで!なんで・・・・・!!!」
ロー「なァ、命っつうのは、1つしかねぇ。でも、その価値がわからなくなるほど苦しんできたんだろ?じゃなきゃ、自殺しねぇよなァ。」
セレナ「!」
な、何なのこいつ・・・・・????
ロー「確かに、血に多少興味があった。それで仲間にしようとしたのも事実だ。でも、別に利用しようとしたわけじゃないぜ。」
セレナ「じゃあ、なんで仲間に!?」
ロー「なんとなく、気が合う気がしたから。」
セレナ「な、なにそれ((呆」
ん?なんかいい忘れてる気がする。何だ?
セレナ「あ。」
ロー「何だ?なんかあるか?」
セレナ「三途の川の向こうから伝言。“コラソン”っていうやつから、“愛してるぜ”だって。」
ロー「!」
セレナ「・・・・」
嗚呼。皆、愛されている。家族がいる。
なのに、なのに、なんで私だけ?
ロー「よし、セレナは、仲間決定。」
セレナ「ざっけんな。降りる。却下。」
ロー「降りてもいいが、ここは海の中だぞ?」
・・・・・・・・・・
セレナ「はぁ!?」
セレナ「最悪・・・・・・!!!」
ロー「さァ、どうするんだ?」
セレナ「はいはい。なればいいんでしょ。」
も〜〜。負けたじゃないの!むぅ!
ロー「へぇ。わりかし利口だな。」
腹立つぅ〜〜〜〜〜!!
ロー「船内の案内するから着いてこい。」
セレナ「はいはい。」
ロー「_________。
_____。___、_______。」
それにしても、“仲間”ね。こんな私でも、仲間?
いいや。違う。私は、受け入れられるべきじゃない。死ぬべき人間。いや、人間でもないのか。
私は、悪魔なのか。人間じゃないのかな?
私は、私は、
「落ちこぼれ!」 「出ていけ!」
セレナ「・・・・・落ちこぼれ」
ロー「ん?なんか言ったか。」
セレナ「別に」
ロー「そうか。ああ、ここがセレナの部屋。」
はぁ?まじで?親切すぎて怖い。
セレナ「わかった。」
ロー「洋服とかは、次の街で買いに行くから、ちょっと我慢してくれ。」
セレナ「うん。」
ロー「次呼びに来たら、挨拶行くから、出てこいよ。あとは自由だ。じゃあ、俺はこれで。」
そう言って、船長さんは去っていった。
セレナ「入ろうかな。」
ガチャ
ふぅん。結構シンプルで良さげじゃん。
あ、ベットがありますね。寝転がろうかな。
ゴロン
あー。なんで来たんだろう。でも、仲間なんて、初めて言われた。・・・・始めから仲間なんていないと思ってたのに。
いや、仲間じゃないか。敵だ。絶対受け入れてもらえない。ペンギンさんやっつけちゃったし。
ベポさんとシャチさんも、受け入れてもらえないか。いや、受け入れてもらいたくないんだ。
最低で、クズだ。ねぇ、お母さん・・・・・・・
数時間後
ん?嗚呼、寝てたのか。髪くくり直そうかな。
セレナ「うわ。目が腫れてる。泣いてたの!?」
まじか〜。やべやべやべ。ま、髪とかなきゃね。
よいしょ、ポニーテール完成。
セレナ「目、ど〜しようかな」
まぁ、放置でも大丈夫かなぁ?多分・・・・・・
コンコンコン
セレナ「はい。」
ロー「俺だ。行くぞ。」
セレナ「今行きます。」やれやれ。せっかちな。
ガチャ バタン
ロー「行くぞ。」 セレナ「・・・・・うん。」
ロー「元気ねぇな。大丈夫かよ。目も。」
あちゃ〜バレてるよね。まぁいいけど。
セレナ「別に」
ロー「入るぞ。って来いよ」
セレナ「判ってる。」
ガラガラガラ
船員1「やっと来た!って、めちゃ、可愛い。」
船員2「キャプテン!新しい子ですか?」
ロー「ああ。そうだ。」
セレナ「・・・・・・・・・・・」
ロー「全員座ったか?じゃあ、自己紹介。」
セレナ「・・・・・セレナ。」
ロー「言う事ねぇのかよ。」
セレナ「・・・・・・・・」
五月蝿い!文句ある!?学校じゃないの!!
ロー「だ、そうだ。ちなみに、例のセレナだからな。知っての通り。」
船員1「え!あの、三日月の悪魔の!?」
船員3「すげぇ懸賞金高くなかった!?」
船員4「やべぇ!すげぇ!よろしく!」
なんなのこいつら。
バカバカしい。意味わかんない。なんで?
シャチ「おい!お前ら、何歓迎してるんだよ!」
船員2「何だよ、シャチ。」
シャチ「こいつは、ペンギンを殺しかけた張本人だぞ!?」
皆「しーん/ざわざわ」
あ〜あ。結局こうだよね。はぁ。仲間なんて嫌い
シャチ「お前も!謝ってもないのに知らん顔するんじゃねぇ!」
船員1「え。そうなのか?」
船員2「謝ったほうがいいぞ。」
船員3「そんなやつだったのか。セレナって。」
船員4「三日月の悪魔。まさに悪魔かよ。」
ジャンバール「お前達、落・・・・」
バン!
私は、思いっきり机を叩きつけた。
さっきまで騒がしかったはずの船員が黙る。船長さんは、驚いてる。
セレナ「うるせぇな。てめぇら。何も見てないくせに喚くんじゃねぇよ。私が攻撃したのは、どっかに連れて行かれそうになったから。じゃあ、お前ら、町中で海軍に襲われてみろ。腕掴まれて逃げれなかったら攻撃しねぇのかよ。
別に、しないんだったらいいんだけどさ、するんじゃない?それと一緒。なのに図々しく人のこと言うな。三日月の悪魔?だったら何だ。政府が勝手につけただけ。悪魔なんだったら、三日月は何なんだよ。説明しろ。・・・・ほら出来ないんだろ。わからないんだろ?じゃあ、喋るな。第一、船長さんに無理やり仲間にされただけ。なりたくてなったんじゃねぇからな!」
ロー「お、落ち着け。さっきみたいなことはやめろよ。頼むから・・・・・」
セレナ「用はこれだけ?じゃあ、出るから。嗚呼、次の島で降りたら満足?じゃあ、降りるから、お前らなんか仲間でもなんでもない。赤の他人だ。」
私は最後にそう言って、食堂を出た。
・・・・言い過ぎたかな。いや、正論言っただけだ。
昔から仲間なんて、いないんだから・・・・・!
______________________
「落ちこぼれ!」
「呪の子!近づくな!」
「家族じゃねぇよ!出ていけ!」
「きも!来んじゃねぇよ!悪魔!」
______________________
仲間なんて、いないんだから。
もう二度と、______しないために。
3人「キャプテン、こいつどうするんすか?」
ロー「どうするか・・・・」
意味わかんない。早く死にたい。はぁ、いつまで待てば言いわけ?まじムカつく。
いや待って。自分で死ねばよくね??カッコ悪いけど。手っ取り早くない??????
なんか持ってなかったけなぁ〜?
ガサゴソ ん?あ!これこれ、あるじゃ〜ん。
ロー「なァ、お前、過去になんかあったんだろ」
セレナ「はぁ?」
ロー「話してみたらどうだ?」
セレナ「はぁ?何考えてんの?バカじゃない。少なくとも知らん人に、初対面の、且つ訳解んない人に言う事ねぇっうの。調子に乗んな。」
ロー「・・・・」
シャチ「てめぇ、キャプテンになんて口を!」
ロー「やめろ、シャチ。命令だ。」
シャチ「・・・・」
その間に私は、ポケットにあったカッターを取り出し、自分の腕に当てた。
ロー「! おい、バカ!やめろッ・・・・・!!」
その時すでに手遅れ。私の腕からは大量の血が出てた。
セレナ「嗚呼。私の勝ち。解放される。」
やっと長年の願いが、叶った。死ねるんだ。
そう思って意識を失った。
何者? sideロー
な!!!!
俺は、目の前で起こったことが信じられない。セレナが、自殺した。俺達の前で。医者の前で。
ロー「おい!急いで運ぶぞ!仲間にする。」
やばいな。応急処置しないと。
ベポ「キャプテン、本当にそうするの?」
シャチ「そうだよ。いくら能力があるからって」
自分の中で何かが切れた。
ロー「うるせぇ。」
俺でも驚くぐらいの低い声が出た。なぜだ??
ロー「船長命令だ。黙って聞け。船に医療班準備させとけ。」
2人「アイアイキャプテン・・・・」
ふぅ。これでなんとかなりそうだ。やれやれ。
にしても、こいつの過去は気になるな。何があったんだろうな。そして、何者なんだ?
“「愛されていたんでしょう!?」”
愛されてか、たしかにあの時は愛されてたな。
でも、いや、そうか。こいつは、何を背負っているんだ?
なんだかセレナとは気が合う気がする。なんでだろうな。“死”について考えたからか?いやでも、こいつは、“生まれていることは祝われてない”って言ったよな?じゃあ、俺よりひどいのか?
ロー「何なんだ、こいつ?」
ベポ「キャプテン!行こうよ。」
ロー「ああ。今行く。」
とりあえずこいつを治療してから、考えるか。
そう思って、歩き出した
三途の川 Sideセレナ
ん?ここはどこだ?あ、川がある。
え、まさかの三途の川?かな。渡ってみよう。
橋の向こうに影が?誰かいる。誰?
セレナ「え?お母さん?」
母「セレナ。ごめんね。全部、お母さんのせいだわ。あなたを産んだとき、私に似ててすごく嬉しかったの。大事に育てるって決めたのに、あなたを傷つけたわ。最低な母ね。あなたに傷を負わせてまで言いたかったのかしら?でもね、きっとあなたは強くなる。あなたがここに来るのはまだ早いわ。あれだけひどいことしたのに図々しくってごめんね。けど、生きるのよ。辛いことがあっても、頑張って。許してなんて言わないわ。
さぁ、帰りなさい。元いた世界へ。あなたのことを守るから。頑張って、幸せを見つけて、おばあちゃんになって、孫まで作って、ここに来てね。
・・・・大好きよ!セレナ。生きて!」
??「あ!ちょっと待て!おい!ローにさ、愛してるぜって言っといてくれないか?
俺は、コラソンだ!頑張って生きろよ!」
現実 Sideセレナ
う、こ、ここは?あれ?私三途の川にいたんじゃ
セレナ「???」
ロー「起きたか。」
セレナ「なんで助けた?」
ロー「仲間だから?いいだろ、医者だしな。」
セレナ「なんで!なんで・・・・・!!!」
ロー「なァ、命っつうのは、1つしかねぇ。でも、その価値がわからなくなるほど苦しんできたんだろ?じゃなきゃ、自殺しねぇよなァ。」
セレナ「!」
な、何なのこいつ・・・・・????
ロー「確かに、血に多少興味があった。それで仲間にしようとしたのも事実だ。でも、別に利用しようとしたわけじゃないぜ。」
セレナ「じゃあ、なんで仲間に!?」
ロー「なんとなく、気が合う気がしたから。」
セレナ「な、なにそれ((呆」
ん?なんかいい忘れてる気がする。何だ?
セレナ「あ。」
ロー「何だ?なんかあるか?」
セレナ「三途の川の向こうから伝言。“コラソン”っていうやつから、“愛してるぜ”だって。」
ロー「!」
セレナ「・・・・」
嗚呼。皆、愛されている。家族がいる。
なのに、なのに、なんで私だけ?
ロー「よし、セレナは、仲間決定。」
セレナ「ざっけんな。降りる。却下。」
ロー「降りてもいいが、ここは海の中だぞ?」
・・・・・・・・・・
セレナ「はぁ!?」
セレナ「最悪・・・・・・!!!」
ロー「さァ、どうするんだ?」
セレナ「はいはい。なればいいんでしょ。」
も〜〜。負けたじゃないの!むぅ!
ロー「へぇ。わりかし利口だな。」
腹立つぅ〜〜〜〜〜!!
ロー「船内の案内するから着いてこい。」
セレナ「はいはい。」
ロー「_________。
_____。___、_______。」
それにしても、“仲間”ね。こんな私でも、仲間?
いいや。違う。私は、受け入れられるべきじゃない。死ぬべき人間。いや、人間でもないのか。
私は、悪魔なのか。人間じゃないのかな?
私は、私は、
「落ちこぼれ!」 「出ていけ!」
セレナ「・・・・・落ちこぼれ」
ロー「ん?なんか言ったか。」
セレナ「別に」
ロー「そうか。ああ、ここがセレナの部屋。」
はぁ?まじで?親切すぎて怖い。
セレナ「わかった。」
ロー「洋服とかは、次の街で買いに行くから、ちょっと我慢してくれ。」
セレナ「うん。」
ロー「次呼びに来たら、挨拶行くから、出てこいよ。あとは自由だ。じゃあ、俺はこれで。」
そう言って、船長さんは去っていった。
セレナ「入ろうかな。」
ガチャ
ふぅん。結構シンプルで良さげじゃん。
あ、ベットがありますね。寝転がろうかな。
ゴロン
あー。なんで来たんだろう。でも、仲間なんて、初めて言われた。・・・・始めから仲間なんていないと思ってたのに。
いや、仲間じゃないか。敵だ。絶対受け入れてもらえない。ペンギンさんやっつけちゃったし。
ベポさんとシャチさんも、受け入れてもらえないか。いや、受け入れてもらいたくないんだ。
最低で、クズだ。ねぇ、お母さん・・・・・・・
数時間後
ん?嗚呼、寝てたのか。髪くくり直そうかな。
セレナ「うわ。目が腫れてる。泣いてたの!?」
まじか〜。やべやべやべ。ま、髪とかなきゃね。
よいしょ、ポニーテール完成。
セレナ「目、ど〜しようかな」
まぁ、放置でも大丈夫かなぁ?多分・・・・・・
コンコンコン
セレナ「はい。」
ロー「俺だ。行くぞ。」
セレナ「今行きます。」やれやれ。せっかちな。
ガチャ バタン
ロー「行くぞ。」 セレナ「・・・・・うん。」
ロー「元気ねぇな。大丈夫かよ。目も。」
あちゃ〜バレてるよね。まぁいいけど。
セレナ「別に」
ロー「入るぞ。って来いよ」
セレナ「判ってる。」
ガラガラガラ
船員1「やっと来た!って、めちゃ、可愛い。」
船員2「キャプテン!新しい子ですか?」
ロー「ああ。そうだ。」
セレナ「・・・・・・・・・・・」
ロー「全員座ったか?じゃあ、自己紹介。」
セレナ「・・・・・セレナ。」
ロー「言う事ねぇのかよ。」
セレナ「・・・・・・・・」
五月蝿い!文句ある!?学校じゃないの!!
ロー「だ、そうだ。ちなみに、例のセレナだからな。知っての通り。」
船員1「え!あの、三日月の悪魔の!?」
船員3「すげぇ懸賞金高くなかった!?」
船員4「やべぇ!すげぇ!よろしく!」
なんなのこいつら。
バカバカしい。意味わかんない。なんで?
シャチ「おい!お前ら、何歓迎してるんだよ!」
船員2「何だよ、シャチ。」
シャチ「こいつは、ペンギンを殺しかけた張本人だぞ!?」
皆「しーん/ざわざわ」
あ〜あ。結局こうだよね。はぁ。仲間なんて嫌い
シャチ「お前も!謝ってもないのに知らん顔するんじゃねぇ!」
船員1「え。そうなのか?」
船員2「謝ったほうがいいぞ。」
船員3「そんなやつだったのか。セレナって。」
船員4「三日月の悪魔。まさに悪魔かよ。」
ジャンバール「お前達、落・・・・」
バン!
私は、思いっきり机を叩きつけた。
さっきまで騒がしかったはずの船員が黙る。船長さんは、驚いてる。
セレナ「うるせぇな。てめぇら。何も見てないくせに喚くんじゃねぇよ。私が攻撃したのは、どっかに連れて行かれそうになったから。じゃあ、お前ら、町中で海軍に襲われてみろ。腕掴まれて逃げれなかったら攻撃しねぇのかよ。
別に、しないんだったらいいんだけどさ、するんじゃない?それと一緒。なのに図々しく人のこと言うな。三日月の悪魔?だったら何だ。政府が勝手につけただけ。悪魔なんだったら、三日月は何なんだよ。説明しろ。・・・・ほら出来ないんだろ。わからないんだろ?じゃあ、喋るな。第一、船長さんに無理やり仲間にされただけ。なりたくてなったんじゃねぇからな!」
ロー「お、落ち着け。さっきみたいなことはやめろよ。頼むから・・・・・」
セレナ「用はこれだけ?じゃあ、出るから。嗚呼、次の島で降りたら満足?じゃあ、降りるから、お前らなんか仲間でもなんでもない。赤の他人だ。」
私は最後にそう言って、食堂を出た。
・・・・言い過ぎたかな。いや、正論言っただけだ。
昔から仲間なんて、いないんだから・・・・・!
______________________
「落ちこぼれ!」
「呪の子!近づくな!」
「家族じゃねぇよ!出ていけ!」
「きも!来んじゃねぇよ!悪魔!」
______________________
仲間なんて、いないんだから。
もう二度と、______しないために。