そう決意して眠った。

詩彩良にあって3週間ぐらいたった今日、詩彩良からメールが来た。
「[斜体]ありさへ
こないだはプレゼントありがとう！まじ嬉しかった！最近はめちゃくちゃ調子がいいんだよね。だから先生も手術の日程を詳しく決めようって言ってくれたから決まったよ。再来週にやるみたい。だから1回だけでいいからそれまでに会いに来て！お願い！来る日を教えてくれたら今度は私がプレゼントをあげる！
じゃあまたね
詩彩良[/斜体]」
僕はメールを読み終えた後、声がかすかに出た。
「詩彩良...」
でも手術ができるようになって良かった。でもこれからまた弱るかもしれないし手術の後も何があるかわからないから安心はできない。僕は梨美のようにならないことを祈っていたい。ずっと祈っていられるようにしたい。これからも詩彩良が生きていますように。僕は今までそれをどれだけ祈ったのかわからない。
でも祈ることには意味がある。ずっとそう信じてる。
僕はすぐに返信した。
「[斜体]しあらへ
僕もあえて良かったよ！喜んでくれて本当に良かった。手術の日程もとうとう決まったんだね。近々お見舞いにいくよ。そのときはエールをたくさん送ってあげる！じゃあまた。」[/斜体]
今度はメッセージボードてきな物持ってこう。手術は怖いだろうしお守りも作ろう！母さんに少し本を借りて作ろ！

メールをしてから1週間後のこと。
「有咲！詩彩良ちゃんのお母さんが来てるわよ！」
「はーい」
一体なんだ？