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シマエナガちゃんはカラスくんに愛される

#2

隣の席のカラスくん

ピピピピピピッ。

目覚まし時計の音で私はいつも目を覚ます。

えな 「ふぁ〜ぁ」

重たいまぶたを上げて、制服に着替える。

えなが通っている中学は全寮制。

当然、朝ご飯やお弁当は自分で作る。

味噌汁とご飯、目玉焼きとウィンナー。

朝ご飯は大体これだ。

えな 「いただきます」

ご飯を食べ終わり、身支度を整えてえなは寮のドアにカードキーを差し込み、

寮を出た。

寮から教室はそう遠くない。

のんびり登校するのがえなは好きだ。

ポン。

後ろから肩を触られ、振り返る。

えな 「石黒くん」

蓮 「おはよう、えな」

綺麗な顔で微笑んだのは私の隣の席の石黒蓮くん。

蓮 「教室まで一緒に行こ」

えな 「だ、だめっ」

蓮 「えーなんでー」

(石黒くんと一緒にいると女の子からの視線が痛いんだもんっ…)

蓮 「…ふーん、えなは俺のことキライいなんだ?」

スネたように口を尖らせて言った蓮。

えな 「えっ、違っ…」

(キライってわけじゃ…)

蓮 「じゃあ、好き?」

えな 「うん」

(あ…。勢いでうんって言っちゃった…!)

蓮 「じゃあ一緒に行こ?」

いたずらっ子のようにえなの顔を覗き込む。

えな「さっきのは違くて…!」

えなの言葉に耳を傾けず、蓮はえなの手を優しく掴んで引き寄せる。

蓮「…俺も好きだよ」

甘く耳元でささやくように言った蓮にえなは硬直する。

少し体制がついてきたえなもさすがにどきっとしてしまう。

蓮「行こ」

手を繋いできた蓮に抵抗できず、えなは思った。

この人は天敵だと。







作者メッセージ

♡やコメント、待ってます✨️
回覧数30超えたら新キャラ登場させようと思います…!
よろしくお願いします*🐑*

2025/05/03 07:50

*ひつじ* ID:≫ 5keO9kO5iOads
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