「おーい！！」

夕焼け空の下、僕たちは地元の街に帰省していた。

帰って来るのなんて何年ぶりだろうか。

何だか懐かしいな。

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mtk「ここで、沢山遊んだよね。」

hlt「怒られもしたけどな！」

mtk『原因大体お前だったけどなー？』

hlt「う、うるせぇ！」

mtk「あははっ！！」

hlt「笑うなよ…！」

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当たり前のようにいつもこんな会話で笑っている。

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僕は今年で28。若井は中学からの付き合いだから、つまりあいつも28だ。

もういい年してるのにいつもバカしている。

これが1番落ち着くけど。

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若井は叶う訳わけもない大きな夢に着いて来てくれた。

今ではもう家族以上の仲になると思う。

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[水平線]





かなり昔に僕が不登校になった時、若井はいつも

hlt「今日学校行くー？」

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と声をかけてくれた。

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将来が不安になっても若井が支えてくれた。

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滉斗が居て良かったと思う。ありがとう。

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恥ずかしくて今更面と向かって言えないけど。

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