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とりぷるふーるず!!

#19

君と一緒

汐花「ねえ、期末終わったし、ウチ来る?」

弥生「え、いいの?」

条兎「汐花の家って、どこ?」

汐花「山をちょっと越えて、川渡って、田んぼの奥」

弥生「もはやレベルデザインがRPG」

田んぼと山に囲まれた、THE・日本の夏 な景色。

条兎「え、空気って味あるんだ……」

弥生「この静寂、集中力が爆発的に増しそう」

汐花「ほら、おばあちゃんが麦茶冷やしてるから、休んで~!」

ばあば「まあまあまあ!イケメンと知的な子連れてきてまあ!」

・玄関で靴が5足ずつ並べられるスペース
・縁側あり、囲炉裏あり、土間もあり
・縁側からスイカと犬が出てくる

条兎「これ旅館?」

弥生「いやむしろ、民俗資料館では……」


汐花「あっ、ちょっとご飯炊いてくる!」

囲炉裏で羽釜使って薪で炊く
その間に庭の野菜を収穫
ついでに梅干しも漬ける

条兎「……完璧な生活者だ」

弥生「天才プログラマーでも再現できないレベル」


汐花「じゃあ案内するね~!」

【牧歌的ふれあいタイム】

条兎、背中ににわとりが乗ってくる→笑顔で馴染む
弥生、羊を追っていたら逆に羊に懐かれ囲まれる

汐花「この子たち、みんな名前あるんだよ。にわとりは“たまご担当”」

弥生「命名センス、機能的すぎる」

条兎「いや、かわいい……」


【夜ごはんメニュー】

羽釜ごはん(炊きたて)
汐花手製味噌汁(味噌も手作り)
採れたて野菜の煮物
焼き魚(ばあばが釣った)
ばあばの漬物盛り合わせ
すいか(冷蔵庫じゃなく井戸水で冷やす)

条兎「……店出して」

弥生「むしろここに住みたい」

汐花「食後は花火やるよ~!」

夏の夜風と虫の声。
パチ、パチ……と線香花火が落ちる音。

汐花「なんかさ、こういうのが“ふつう”って思ってたけど、
  2人が驚いてくれるの見てたら……すごいことなのかもって思った」

弥生「“ふつう”の定義とは、経験によって変動するものですからね」

条兎「僕……この空気、しばらく忘れたくないな……」


3人で一緒に布団(+蚊帳)で寝る夜。
田舎の静けさと、仲間と過ごす安心感。

汐花「……来てくれて、ありがとう」

条兎「また来る」

弥生「次は“干し芋”作る工程、見せてください」

汐花「なんでそこ……?」

作者メッセージ

書き溜めしてたやつです!

2025/09/03 09:44

明け他人(枯花) ID:≫ 15ZZhWW60Fvc2
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