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とりぷるふーるず!!

#14


「というわけで、今日は臨時身体測定!」

担任に連れてこられた3人。保健室には、笑顔の養護教諭・鵜飼先生。

「先月、業者が間違えて高性能な身長計を持ってきてね。ついでにこれで再測定してみる?」

「高性能って、なんですかそれ」

「ついでに骨密度も測れるらしい」

「骨密度!?」


[水平線]
まずは条兎。静かに身長計の下に立つ。

「……はい、出ました。210.4cm」

「……………………」

「そんなわけあるか」

「え、条兎がバスケ部の希望になってしまった」

「学校にそんなサイズの制服ないけど!?」

「骨格も正常。座高と足の長さのバランスも完璧。たぶんこれ、人類的にレア」

「褒められても、全然うれしくない……!!」

[水平線]

続いて弥生。

「次、弥生さん。……195.1cm」

「は?」

「すごい、モデル界で生きていける」

「さすがにそんなにない。私の感覚的には172cmくらいが妥当」

「……そうなのね」

「どういうこと!?」

[水平線]
最後に汐花。

「えー、私!さすがにこんなバカみたいな数値出るわけ――」

ピピッ……165.0cm

「うわっ、リアル!!!!!!」

「逆に一番信ぴょう性ある……」

「ねぇ待って、私が165で、条兎が210……?」

「身長差45cm。もう騎馬戦組める」

「カップルだったらどんな構図??」

「ジャンプしてやっと肩くらい、かな」

「もしくはちょっとした巨神兵だよ!?」

[水平線]
[斜体]“彼女ら3人、身長に限らずとんでもない可能性を秘めている。[/斜体]
[斜体]ただし、それがいつも良い方向に出るとは限らない。”[/斜体]

作者メッセージ

短めです!

2025/06/21 21:30

明け他人(枯花) ID:≫ 6ybA8nH1Vyj8g
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