ここは世界に注目されるとある名門校…[漢字]蓮見河大学附属高校[/漢字][ふりがな]はすみかわだいがくふぞくこうこう[/ふりがな]
いわゆる…実力主義の学校だ、その中でも有数の実力者『生徒会』の3人がいる。
現代のゴッホと呼ばれ、出た大会は全て最優秀賞、若き天才「蓮賽　汐花」
様々な学問で歴史的発見をした天才少女「茜　弥生」
全てのスポーツで結果を出し、勧誘が絶えない「宝条　条兎」
天才は皆短命だ、現に今、この3人の少女は屋上から堕ちようとしているのだから。
「……君達、名前は…？」
「蓮賽…汐花…」
「……宝条条兎…」
蓮賽「ボクさ…オリジナルになれなかった、どんなに努力しても『現代のゴッホ』とか言われるの、カミサマの二次創作なんかなりたくない。なら今死んでしょーもないやつになりたかったの」
条兎「私は女でいたかった、お母様が許してくれなかったんだ…ならもう、消えたい」
弥生「そっか、僕は…もう何も見たくないんだ」
「「「……」」」
蓮賽「…っはは、あははははははっ！！」
「「！？」」
蓮賽「なんか可笑しくなって来ちゃった、なんでボクたちが変わんなきゃいけないんだろう？」
条兎「！…確かに、私達が変わる必要…ないよ」
弥生「…じゃあさ、明日の朝、少しでも意見を言えたら屋上に集まろう…！」
蓮賽「…！良いよ！楽しそうだし！」
条兎「…賛成…！」
　　　　　　　　　　　じゃあ、さようならまたいつか！