二次創作
【参加型】異世界歌い手も悪くない。 ~もう一つの都市~
「まずうち、レキラ!うちのバンドではギターやってるよ〜!」
「え、こんなふんわりお姉さんキャラでギター!?かっこいい…!」
ミライが両手を合わせてそう言った。カランもうなずく。
確かに、スゴ腕ミュージシャンのオーラがただよってる、気がする。
「そして、後ろの2人!」
レキラさんはそう言って後ろを振り返った。
「まず、あの黒髪!彼は[太字]ソウタ[/太字]。」
ドラム椅子に腰掛けた男の人が、チラッとこちらの方を向いた。長い前髪からは緑色の瞳が覗かせている。
「ちょっとレキラさん、なに油売ってんすか。早くライブ続けましょうよ。」
彼はそう言って、スティックを持ち直した。
ドラムがよく似合っている、落ち着いた感じの男の人だ。
[小文字]「わぁ、なんか怖…ピアスもすご…」[/小文字]
[小文字]「ちょ、ミライ声でかい。僕らの聞こえたらどうすんの…」[/小文字]
[小文字]「やっぱカランも怖いんじゃん…」[/小文字]
ミライとカランはちょっと落ち着かない様子。ユズル君は……なんか鳥見つけてボーッとしてる。
「いいじゃんソウタちょっとぐらい〜!あんただって今日5時間寝坊したくせに…」
「うるせー![小文字]ッすよ…[/小文字]」
(なんというか、仲良いんだな…)
「ちょっと2人とも〜!お客さん見てるんだからね〜!」
レキラさんとソウタさんを呼ぶ声がした。その声の主は…すらっとした女性?マイクを握ってこちらを見ている。
「はーい、わかったよ〜[太字]サラ[/太字]…」
「…うっす。」
「えと、サラ、さん?」
「あ、そう!あの子が2人目、サラ!」
サラさんは、綺麗な金色の髪を肩までおろしている。金や銀のピンをつけていて、目は青と白の…なんて言うんだっけ。あ、オッドアイ!
「サラはこのバンドでボーカル担当!あの歌声はぜひ聞いてみてほしいな!じゃあ、ライブに戻ろうか〜!」
レキラさんはそう言って壇上に上がった。
立て看板には、『[太字]クリーンアップ[/太字]』の文字が…
「改めて、私たち[太字]クリーンアップ[/太字]のライブ、楽しんでいってね!」
サラさんの声が響き渡る。気づけば商店街の人たちはみんな彼女達の路上ライブに釘付けだ。店員さんも店の外に出てきているほど。
「あ、曲始まるよ!」
「え、本当?」
ようやくユズルくんが興味を示してくれたようだ。
「♪離れ落ちる花びらは 雲を横目に踊る 鳥のさえずりよ 西へ届け また光を見送って♪」
サラさんが力強く歌い出したと同時に、西日が僕たちを照らしだした。舞台の上の3人の輝きがより強くなった。
爽やかなギターの音色。心地良いドラムの拍…
ーーーーーーーーーーーーーー
曲が終わり、商店街は拍手と歓声で包まれた。気づけば日も沈みかけていた。クリーンアップの3人は、観客に丁寧にお辞儀をし、機材の片付けを始めた。
「…もうなんか、本当にすごかった!!あと、サラちゃんのダンスがキレッキレだったね!」
「わかるわ〜…歌詞もよかったし、曲の作り方教えてもらいたい…」
ミライとカランは満足そうにそう言った。
「僕たち、すごいバンドさんに出会っちゃたね…」
「俺もそう思うー!」
余韻に浸っていると、いつのまにかクリーンアップの3人は片付けを終え、商店街を去ろうとしていた。
「あ、待ってください!」
とっさに口が動いた。
「あなたたちは、音楽祭に出るんですか!僕らもそれを目指してて…」
3人の動きが止まった。あれ、僕なんかまずいこと言っちゃったかな…
すると、ソウタさんの口が開いた。
「一応、言っておいてやりますよ。僕たちは前回の音楽祭で、[太字]優勝[/太字]しましたからね。後は言わなくても分かるでしょう。」
音楽祭に、優…勝…した?
「じゃあね、レイくん!またライブ見にいくね!」
「さ、さようならレキラさん!と、ソウタさんとサラさん…」
僕たちの目には、かすかに日に照らされた3人の背中が、ただ鮮明に映っていた。
「え、こんなふんわりお姉さんキャラでギター!?かっこいい…!」
ミライが両手を合わせてそう言った。カランもうなずく。
確かに、スゴ腕ミュージシャンのオーラがただよってる、気がする。
「そして、後ろの2人!」
レキラさんはそう言って後ろを振り返った。
「まず、あの黒髪!彼は[太字]ソウタ[/太字]。」
ドラム椅子に腰掛けた男の人が、チラッとこちらの方を向いた。長い前髪からは緑色の瞳が覗かせている。
「ちょっとレキラさん、なに油売ってんすか。早くライブ続けましょうよ。」
彼はそう言って、スティックを持ち直した。
ドラムがよく似合っている、落ち着いた感じの男の人だ。
[小文字]「わぁ、なんか怖…ピアスもすご…」[/小文字]
[小文字]「ちょ、ミライ声でかい。僕らの聞こえたらどうすんの…」[/小文字]
[小文字]「やっぱカランも怖いんじゃん…」[/小文字]
ミライとカランはちょっと落ち着かない様子。ユズル君は……なんか鳥見つけてボーッとしてる。
「いいじゃんソウタちょっとぐらい〜!あんただって今日5時間寝坊したくせに…」
「うるせー![小文字]ッすよ…[/小文字]」
(なんというか、仲良いんだな…)
「ちょっと2人とも〜!お客さん見てるんだからね〜!」
レキラさんとソウタさんを呼ぶ声がした。その声の主は…すらっとした女性?マイクを握ってこちらを見ている。
「はーい、わかったよ〜[太字]サラ[/太字]…」
「…うっす。」
「えと、サラ、さん?」
「あ、そう!あの子が2人目、サラ!」
サラさんは、綺麗な金色の髪を肩までおろしている。金や銀のピンをつけていて、目は青と白の…なんて言うんだっけ。あ、オッドアイ!
「サラはこのバンドでボーカル担当!あの歌声はぜひ聞いてみてほしいな!じゃあ、ライブに戻ろうか〜!」
レキラさんはそう言って壇上に上がった。
立て看板には、『[太字]クリーンアップ[/太字]』の文字が…
「改めて、私たち[太字]クリーンアップ[/太字]のライブ、楽しんでいってね!」
サラさんの声が響き渡る。気づけば商店街の人たちはみんな彼女達の路上ライブに釘付けだ。店員さんも店の外に出てきているほど。
「あ、曲始まるよ!」
「え、本当?」
ようやくユズルくんが興味を示してくれたようだ。
「♪離れ落ちる花びらは 雲を横目に踊る 鳥のさえずりよ 西へ届け また光を見送って♪」
サラさんが力強く歌い出したと同時に、西日が僕たちを照らしだした。舞台の上の3人の輝きがより強くなった。
爽やかなギターの音色。心地良いドラムの拍…
ーーーーーーーーーーーーーー
曲が終わり、商店街は拍手と歓声で包まれた。気づけば日も沈みかけていた。クリーンアップの3人は、観客に丁寧にお辞儀をし、機材の片付けを始めた。
「…もうなんか、本当にすごかった!!あと、サラちゃんのダンスがキレッキレだったね!」
「わかるわ〜…歌詞もよかったし、曲の作り方教えてもらいたい…」
ミライとカランは満足そうにそう言った。
「僕たち、すごいバンドさんに出会っちゃたね…」
「俺もそう思うー!」
余韻に浸っていると、いつのまにかクリーンアップの3人は片付けを終え、商店街を去ろうとしていた。
「あ、待ってください!」
とっさに口が動いた。
「あなたたちは、音楽祭に出るんですか!僕らもそれを目指してて…」
3人の動きが止まった。あれ、僕なんかまずいこと言っちゃったかな…
すると、ソウタさんの口が開いた。
「一応、言っておいてやりますよ。僕たちは前回の音楽祭で、[太字]優勝[/太字]しましたからね。後は言わなくても分かるでしょう。」
音楽祭に、優…勝…した?
「じゃあね、レイくん!またライブ見にいくね!」
「さ、さようならレキラさん!と、ソウタさんとサラさん…」
僕たちの目には、かすかに日に照らされた3人の背中が、ただ鮮明に映っていた。