仁愛に今、決別の歌を。
アルト視点
シエル「うわああああ!!」
オレたちはとりあえず、神殿を攻略しようとひた進んでいるところだ。
が…
シエル「歩いてたら突然壁から槍が出てきたんだけど!?
めんどくさい罠のオンパレードでさっきからまともに進めてない。
レイル「これはタイルに規則性があるんじゃないかしら…?」
床を見つめながらそう言うレイルさん。
正直オレはもうよくわからない。
神威「…」
シエル「…先輩?」
神威「ここと、あそこと、そこのタイルは安全です!」
アルト「えっ?!」
神威「ひょいひょいっと…ねっ、大丈夫でしょ!」
いとも簡単にタイルエリアを超えてしまう神威さん。
シエル「先輩すごーい!これも文系脳が関係してたりすんのかなー?」
レイル「法則性を見つけるのはむしろ理系脳でしょ」
シエル「痛いよそこはあたしにとって…((」
ソプラノ「流石だな、慣れているかのようじゃないか」
神威「慣れてはないですけど…でもうれしいな、やっと皆さんのお役に立てた気がします」
アルト「…ん?なんだあれ」
神威さんの指示通りにタイルエリアを抜けると、その先はごちゃついた
世紀末世界のような景色が広がっていた。
ソプラノ「な、なんだこれは…」
レイル「迷路のようね…」
シエル「進んでみよう」
[水平線]
アルト「あれ、おかしいな…」
シエル「あれ、あれ?ここ、さっきのところと一緒の場所だよね?」
レイル「明らかに同じ道を通ったはずなのに、どうして別のところについちゃうのかしら…」
神威「……」
神威さんの表情が真剣だ、これは迷路を本気で攻略しようとしてる…
[水平線]
一方そのころ
「…あいつ思ったより厄介だな…うん、ちょうどいい」
「[太字]ボクのおもちゃはあいつにしよう[/太字]」
[水平線]
神威視点
神威「…わかった、こっちに行けばきっと出口が近いと思う!」
シエル「ええ!?もうわかっちゃったの?!」
神威「多分だけどね!」
レイル「神威くんすごいじゃない!冴えてるわね」
アルト「いやもうほんとすごい…オレ何ひとつわからない」
神威「…」
みんなが俺を見てる…。
俺をすごいって褒めてくれてる…。
頑張らなきゃ、もっと…
ガコッ
神威「え」
刹那、落下感。
シエル「え?!先輩!?」
神威「うわあああ!?」
どうして?!こんな罠今までなかった!
どうして、どうして?!
神威「……」
落ち際、こんな声が聞こえた。
____[明朝体]ようこそ、ボクのおもちゃさん。[/明朝体]