仁愛に今、決別の歌を。
___赤色っていう色は、俺にとってコンプレックスであり、一番身近な色。
それをまた今日思い直すのは、最近見続ける夢のせいだ。
[水平線]
「吸血アクマが来たぞ!」
狭い教室にその声が響くと、一斉に笑いや雑談を止める。
静かにそこに足を踏み入れていく。
「あいつ、毎日頭から血をかぶってるんだぜ」
「色が両目で違うの、絶対悪魔の子供だからよ」
「あいつの家にはな、たくさんの人の生き血があるらしいぞ!」
「「「「「「「やだーっ、こわーいっ!」」」」」」」
そんな声を最後に、冷や汗と目が覚める。
神威「……」
神威「夢…」
いつものようなこのルーティンにいい加減吐き気がする。
神威「…やば!大学遅れちゃうじゃん!!」
あの日、黄夏さんを失った。
なんて言い方はダメだとわかっていても、そう形容せざるを得ない。
希望の発信源だった彼女を失って、俺らはどうなってしまうのか。
そんな気持ちを、段ボールに詰め込んだ瓶を眺めながら整理する。
[水平線]
シエル視点
シエル「うーん…この地図が表してるのはどこなんだろう?」
レイル「一通りこの国の地理と合成してみたけど、合うところがないのよね」
あたしたちは今、姉妹でこの地図の解読作業中。
でも、不思議なことに、海外にもここにも、適応する場所が存在しない。
地図にはいわゆる宝の地図みたいな感じで、地形とバッテンが描かれてる。
レイル「あの女が騙したっていう説も視野に入れないといけないわね」
シエル「うっわ、やりそうだけどさ~考えたくないよそれ…徒労じゃん」
レイル「黄夏ちゃんの自由を奪うような人間だもの、あり得るわ」
シエル「そうだけどさ~…」
…ん?
シエル「ねぇねぇお姉ちゃん、この資料に気になる記載あるんだけど」
レイル「え?…ほんとだ…」
[中央寄せ]陽煉堂[/中央寄せ]
[中央寄せ]太陽が煌めく砂漠にひっそりと存在すること以外は不明である。[/中央寄せ]
[中央寄せ]言い伝えでは「仁愛のペンダント」があるとかないとか。[/中央寄せ]
レイル「群を抜いて雑な記載ね。…でも、仁愛のペンダント…」
シエル「確か7つの装飾品に「ルビーのペンダント」ってあったよね?」
レイル「じゃあその仁愛のペンダントが、もし本当にそのルビーのペンダントだったら…」
シエル「6つも装飾品が揃う!!」
レイル「残るはダイヤモンドの王冠だけってことになるわね」
シエル「よーし、調べるぞー調べるぞー!!」
レイル「じゃ私は引き続き、この地図と照合できる場所を探すわね」
シエル「りょーかーい!!」
それにしても砂漠か…歩くの大変そうだな~…
それをまた今日思い直すのは、最近見続ける夢のせいだ。
[水平線]
「吸血アクマが来たぞ!」
狭い教室にその声が響くと、一斉に笑いや雑談を止める。
静かにそこに足を踏み入れていく。
「あいつ、毎日頭から血をかぶってるんだぜ」
「色が両目で違うの、絶対悪魔の子供だからよ」
「あいつの家にはな、たくさんの人の生き血があるらしいぞ!」
「「「「「「「やだーっ、こわーいっ!」」」」」」」
そんな声を最後に、冷や汗と目が覚める。
神威「……」
神威「夢…」
いつものようなこのルーティンにいい加減吐き気がする。
神威「…やば!大学遅れちゃうじゃん!!」
あの日、黄夏さんを失った。
なんて言い方はダメだとわかっていても、そう形容せざるを得ない。
希望の発信源だった彼女を失って、俺らはどうなってしまうのか。
そんな気持ちを、段ボールに詰め込んだ瓶を眺めながら整理する。
[水平線]
シエル視点
シエル「うーん…この地図が表してるのはどこなんだろう?」
レイル「一通りこの国の地理と合成してみたけど、合うところがないのよね」
あたしたちは今、姉妹でこの地図の解読作業中。
でも、不思議なことに、海外にもここにも、適応する場所が存在しない。
地図にはいわゆる宝の地図みたいな感じで、地形とバッテンが描かれてる。
レイル「あの女が騙したっていう説も視野に入れないといけないわね」
シエル「うっわ、やりそうだけどさ~考えたくないよそれ…徒労じゃん」
レイル「黄夏ちゃんの自由を奪うような人間だもの、あり得るわ」
シエル「そうだけどさ~…」
…ん?
シエル「ねぇねぇお姉ちゃん、この資料に気になる記載あるんだけど」
レイル「え?…ほんとだ…」
[中央寄せ]陽煉堂[/中央寄せ]
[中央寄せ]太陽が煌めく砂漠にひっそりと存在すること以外は不明である。[/中央寄せ]
[中央寄せ]言い伝えでは「仁愛のペンダント」があるとかないとか。[/中央寄せ]
レイル「群を抜いて雑な記載ね。…でも、仁愛のペンダント…」
シエル「確か7つの装飾品に「ルビーのペンダント」ってあったよね?」
レイル「じゃあその仁愛のペンダントが、もし本当にそのルビーのペンダントだったら…」
シエル「6つも装飾品が揃う!!」
レイル「残るはダイヤモンドの王冠だけってことになるわね」
シエル「よーし、調べるぞー調べるぞー!!」
レイル「じゃ私は引き続き、この地図と照合できる場所を探すわね」
シエル「りょーかーい!!」
それにしても砂漠か…歩くの大変そうだな~…