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二次創作
無愛想な猫とコンビニ

#2

幼馴染との苦い思い出

   はじめて自分から人を助けた


   びしょ濡れになった
   体を拭きながら戸惑い 、
   あの瞳を思い出す

   不安げで俯いていて
   庇っていたのはゲーム機で
   青がよく似合いそうで ...



『 ... 』



   どうでもいいことしか
   浮かんでこなくて困る


   きちんと言い表すなら 、
   庇護欲というのだろうか

   強がりで落ち着いた
   幼馴染感をわずかに感じて 、
   放っておけなく思った


   そんな出来事は一体
   何年前のことだったか

   もう思い出せもしない




”「お前といると気分悪い」”




   苦しそうな顔で言った
   保育所から一緒のぐちつぼ

   家族ぐるみでつるんで 、
   どこに行くにもセットだった


   だった、というだけ


   現在 、すっかり
   疎遠になってしまって
   話すことも叶わない


   関係は修復されないまま
   私たちは高校生になった




『え 、え〜 まじですかーい』




   朝 、電車で眠る幼馴染

   姿をとらえただけで
   ヒリヒリしだした心臓
   硬直する足

  
   乗りたくない 、と
   思わず首を振った


   扉がしまるアナウンスも
   聞こえないふりで 、
   震える足を後退させる




「うい 、遅刻すんぞ〜」

『あだッ』




   閉まる寸前 、見送るはずが
   駆け込んできたなるせに押され
   車両に足を踏み入れた


   降りる暇もなく
   閉じていった扉を
   無心で見つめる

   それからなるせに
   視線を投げた




「.... あ 、まずいことした感じ ??」




   へら 、と笑う男の腕を
   思い切り引っ張って

   ひとまず空いていたため
   車両を移して腰を下ろす


   そして口を開いた




『 ... ぐっちくんがいたんです』




   焦りが滲む表情から
   ゆるりと一変した
   しかめっ面になって 、

   はああ 、とデカく
   ため息をついては
   口端を上げ笑った




「まーだ引きずってんの ?」




   信じられない 、とでも
   言いたげにひらひら
   顔あたりで揺れる手

   それを目で追いながら
   ムキになって言い返した




『い ーやめちゃくちゃトラウマだよ』
『あの頃の私はぐっちが全てだったから』

「今もだろ」

『やめてください 。』




   ・・・



『そういえば 髪の毛切ったの似合うね』

「高校デビューかます予定」
「ピンクいかついっしょ」

『あっピンクは元からですかね .... 』




   同じ制服を着たなるせ

   ぐちつぼも同じものを
   着ていた気がする




『 ... 』




   ガラス越しに見える 、
   イヤホンを外さずに
   眠る横顔をながめた

作者メッセージ

らっだぁは夢が高1の段階で中2
なるせの切った髪はV体を想像してください

ちなみに2話の展開の仕方もう一つあったんですけど
もし短編集で投稿したら見てくれますか?

2025/10/05 21:10

むたです ID:≫ 17/UklnAAecq6
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