二次創作
# 嫌われたので死んでみた .
「おはよう、○○。」
聞き慣れた愛らしい声が響く。そこには、いつも通りの温かい視線があった。
私が驚いて何もできずにいると、「ねえねえ」と声をかけられる。
「この袋重いから、中入れてくれない?」
いむくんは両手に持った大きなビニール袋を持ち上げた。
( ... 心配かけちゃったかな )
ロックされたままの扉のチェーンに手をかける。
幸い、部屋はきれいなので、誰かを招いても大きな心配はない。
ただ、玄関は暗くて分かりにくいが、室内のLEDの明かりで照らされれば、昨夜泣いていた真っ赤な目が見えてしまうだろう。頬に残る涙の跡も。
扉のチェーンを外そうとした手が止まった。
そんな私の様子を見て、いむくんが口を開く。
「 ... 実は。」
彼の吐息が白く立ち上る。
「○○は虐めなんてしてないんでしょ、って話をしに来たんだよ。」
外れたチェーンがカラカラと音を立てる。
心臓がどくんと跳ね、目頭が熱くなり、鼻の奥がつんと痛む。
気づけば、両目から大粒の涙が溢れ出ていた。
いむくんは何も言わず、ただそばに座って、私の背中を優しく撫でてくれていた。