空色学園Sクラス!【参加型】
【翼side】
「疲れた……」
はいこんにちは、現在疲れました翼です。
自己紹介がやばかった……。
みんな個性? って言ったらいいのか? とかやばすぎ。
みんなおかしいおかしいおかしい。
でも、一見普通そうに見えた人もいたけどな?
さっきの杠葉は口調こそ男っぽいけど問題とかはなさそうだし、お花の香りの先輩……吹田ニアさんというらしい……とかはニコニコしてて優しそうだったし。不知火ゆあ先輩は少しおどおどしてたけど普通そうだったしな。
だけどもちろんとんでもないやつも大勢。
一番びっくりしたのは、
[太字]四年生がいたこと!!![/太字]
いやこれ法律的にありなの? 日本って飛び級制度ないよね?
明るい茶髪メガネの瑛司と、紺色の髪の「ほわりー」。中国人っぽい。
なんかふたりとも俺より全然頭良さそうな雰囲気するんですけど俺大丈夫かな。
机でそんな思いに浸っていた俺。
「おーい……大丈夫? 瀬川くん、だっけ?」
はっとして顔をあげると、吹田先輩の心配そうな顔が。
「だっ、大丈夫ですっ」
俺は慌てた。
「君は見たところ、普通そうね。[小文字]顔以外[/小文字]」
俺は、普通なんて言われたらいらっとするところだが、今回ばかりは吹田先輩の言葉にとてつもなく共感した。
「そーですよ! 俺普通ですよ!? なんでS組なんですかっ!? 俺問題ないですよほんとに!」
彼女は気の毒そうに頷いて言った。
「噂によるとね、問題児たちの中に普通の人を一人混ぜたら、どうなるか、っていう校長先生の試みらしいの」
校長先生の試み。
俺、実験体。
被害者。
理不尽。
[太字][大文字]「ふざけんなぁぁっ!!!」[/大文字][/太字]
「うん、かわいそう瀬川くん」
同情してくれる人がいて俺はホッとする。
「じゃあ……普通そうに見える先輩たちも何かしらやばいところあるんですか……?」
「新入生は知らないけど、二、三年生は、うん、そうだね」
俺はわかってしまった。
[太字]俺の悪い想像通りだったのだと。[/太字]
頭の中でがああああーんという音が鳴り響く。
お願いだからずっと鳴っててくれ他に何も考えたくないんだ。
……だがそういうわけにもいかないのだった。
「吹田先輩は……? 問題とかなさそうですけど」
「私?」
吹田先輩は、少し微笑んだだけだった。
「てか『顔以外』ってなんですか!? 俺の顔おかしいんですか!?」
俺は吹田先輩の小さなつぶやきが妙に気になった。
「ふふふ、自分で考えてね」
吹田先輩はくすくす笑う。
何っ!?
教えてくれないのかっ!?
まあ、俺の顔問題はおいておくとして、俺は校長に怒り、失望し、自分の運の悪さを恨み、まあでも吹田先輩は頼れそうなことにひとまず安心するのだった。
「疲れた……」
はいこんにちは、現在疲れました翼です。
自己紹介がやばかった……。
みんな個性? って言ったらいいのか? とかやばすぎ。
みんなおかしいおかしいおかしい。
でも、一見普通そうに見えた人もいたけどな?
さっきの杠葉は口調こそ男っぽいけど問題とかはなさそうだし、お花の香りの先輩……吹田ニアさんというらしい……とかはニコニコしてて優しそうだったし。不知火ゆあ先輩は少しおどおどしてたけど普通そうだったしな。
だけどもちろんとんでもないやつも大勢。
一番びっくりしたのは、
[太字]四年生がいたこと!!![/太字]
いやこれ法律的にありなの? 日本って飛び級制度ないよね?
明るい茶髪メガネの瑛司と、紺色の髪の「ほわりー」。中国人っぽい。
なんかふたりとも俺より全然頭良さそうな雰囲気するんですけど俺大丈夫かな。
机でそんな思いに浸っていた俺。
「おーい……大丈夫? 瀬川くん、だっけ?」
はっとして顔をあげると、吹田先輩の心配そうな顔が。
「だっ、大丈夫ですっ」
俺は慌てた。
「君は見たところ、普通そうね。[小文字]顔以外[/小文字]」
俺は、普通なんて言われたらいらっとするところだが、今回ばかりは吹田先輩の言葉にとてつもなく共感した。
「そーですよ! 俺普通ですよ!? なんでS組なんですかっ!? 俺問題ないですよほんとに!」
彼女は気の毒そうに頷いて言った。
「噂によるとね、問題児たちの中に普通の人を一人混ぜたら、どうなるか、っていう校長先生の試みらしいの」
校長先生の試み。
俺、実験体。
被害者。
理不尽。
[太字][大文字]「ふざけんなぁぁっ!!!」[/大文字][/太字]
「うん、かわいそう瀬川くん」
同情してくれる人がいて俺はホッとする。
「じゃあ……普通そうに見える先輩たちも何かしらやばいところあるんですか……?」
「新入生は知らないけど、二、三年生は、うん、そうだね」
俺はわかってしまった。
[太字]俺の悪い想像通りだったのだと。[/太字]
頭の中でがああああーんという音が鳴り響く。
お願いだからずっと鳴っててくれ他に何も考えたくないんだ。
……だがそういうわけにもいかないのだった。
「吹田先輩は……? 問題とかなさそうですけど」
「私?」
吹田先輩は、少し微笑んだだけだった。
「てか『顔以外』ってなんですか!? 俺の顔おかしいんですか!?」
俺は吹田先輩の小さなつぶやきが妙に気になった。
「ふふふ、自分で考えてね」
吹田先輩はくすくす笑う。
何っ!?
教えてくれないのかっ!?
まあ、俺の顔問題はおいておくとして、俺は校長に怒り、失望し、自分の運の悪さを恨み、まあでも吹田先輩は頼れそうなことにひとまず安心するのだった。