空色学園Sクラス!【参加型】
【翼side】
「はぁぁぁぁぁ〜」
さっきから俺はため息しか出ない。
俺のどこがS組なんかに入れられる理由になったんだろう……。
どうなるんだ俺……。
ガラガラ〜っ。
教室のドアを、重い音を立てて開ける。
S組は、4階の三年の教室がズラズラーっと並んだ端っこ。
一年の教室と違って遠い!
…
…
…
[太字]「バンザーイ!」[/太字]
ぼすっ。
[太字]「は?」[/太字]
誰かに突撃された。
オレは自分が地面に手をついていることに気づく。
いや、今俺、
[太字]万歳突撃されたよね!?[/太字]
「貴方はいかにも暗いオーラをまとっていますね? もう不審人物としか言いようがないでしょう。全く本当に現代人と言うものには理解が追いつかない。信じるに値しませんね……」
な、何言ってるの?
っていうか、
[太字]「痛っ!!!!」[/太字]
横に木刀が転がっている。
俺、これで突撃された!?
俺にバンザイ突撃してきた黒髪に赤い目の女子は、髪をなびかせてため息をつき、颯爽と席に戻っていく。
「先輩流石にそれはひどくないですか……?」
「万歳突撃の必要あるの?」
「うん、[漢字]國星[/漢字][ふりがな]くにほし[/ふりがな]ちょっとヤバいのネ!」
語尾、「のネ」?
オレはその人の顔を見た。
「?」
[太字]顔面に「永遠に死」と書かれた御札が貼り付けられていた。[/太字]
俺は悟った。
[太字]S組は、俺の想像以上にヤバい。
もう俺は、自分の運命をそのまま受け入れるしかないのだと……。[/太字]
「はぁぁぁぁぁ〜」
さっきから俺はため息しか出ない。
俺のどこがS組なんかに入れられる理由になったんだろう……。
どうなるんだ俺……。
ガラガラ〜っ。
教室のドアを、重い音を立てて開ける。
S組は、4階の三年の教室がズラズラーっと並んだ端っこ。
一年の教室と違って遠い!
…
…
…
[太字]「バンザーイ!」[/太字]
ぼすっ。
[太字]「は?」[/太字]
誰かに突撃された。
オレは自分が地面に手をついていることに気づく。
いや、今俺、
[太字]万歳突撃されたよね!?[/太字]
「貴方はいかにも暗いオーラをまとっていますね? もう不審人物としか言いようがないでしょう。全く本当に現代人と言うものには理解が追いつかない。信じるに値しませんね……」
な、何言ってるの?
っていうか、
[太字]「痛っ!!!!」[/太字]
横に木刀が転がっている。
俺、これで突撃された!?
俺にバンザイ突撃してきた黒髪に赤い目の女子は、髪をなびかせてため息をつき、颯爽と席に戻っていく。
「先輩流石にそれはひどくないですか……?」
「万歳突撃の必要あるの?」
「うん、[漢字]國星[/漢字][ふりがな]くにほし[/ふりがな]ちょっとヤバいのネ!」
語尾、「のネ」?
オレはその人の顔を見た。
「?」
[太字]顔面に「永遠に死」と書かれた御札が貼り付けられていた。[/太字]
俺は悟った。
[太字]S組は、俺の想像以上にヤバい。
もう俺は、自分の運命をそのまま受け入れるしかないのだと……。[/太字]