逃げられない、どうにかして逃げる方法、、、

見晴らしの良いところに言ったら外の風景で分かるかも

少ない荷物を持って階段を上がる

『(窓が、ない？？)』

広いお屋敷にしては不自然な作り方をされている

『左右対称、、、気持ち悪』

家が左右対称とか信じられない

ぺらりと落ちている紙を見つけた

大きさは学校のプリントぐらい

手に取って表面にしようとした瞬間

「、何やってるんですか？」

『ｯ、、、』

教祖だと思われる人が後ろにいる

「ここ2階は幹部しか立入禁止のはずなんですが、、、」

『その、出口がわからなくて、、、、』

可哀想な人のふりをする、、いや実際わからないし

「僕が案内しますよ」

『あ、ありがとうございます』

教祖と話せた、とりあえず情報が多く取れそうだ

「集会の演説、どうでした？」

『、そ、そうですね、、、、非常に論理的な話が多かったと感じます』

「やっぱり、難しいんですかね、、、」

『いえ、理解できる人には十分すぎるほど伝わったと思うので』

ちなみに僕は理解できない人のほうです

『、教祖様は何歳なんですか？』

気になって聞いてみる

「ふふ笑、逆に、何歳だと思いますか？」

『(声は若い、背も十分に伸びている、、)』

『成長期の高校生か大学生、？』

「まぁ答えは言わないんですけどね」

『え』

その声が屋敷に響いた

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