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二次創作
光と闇の狭間を駆ける迷ヰ犬

#3

第二話 「窓から見ている者は―――」






新居に引っ越してから二年が経ち、私は六歳になった。

あれから大戦は終わる気配も無いし、発話障害が治る気配も一切無い。

私は障害者学校の小一クラスに上がり、変わらず授業を受けている。




今日は金曜日だった。

お母さんとお父さんは仕事の関係で日曜の夜まで帰ってこない。

児童を置いていく、とは酷いのかもしれないが、一応[太字]家政婦[/太字]が決まった時間に来るので、別に一人になることには何も感じない。



元々、喋れないせいでいつも一人だから。



……親がいようとも。



とにかく。

私は誰もいない家の二階の自室で宿題——ただ単にひらがなを練習するだけ——をやっていた。

鉛筆の先端をひたすら紙に滑らせる。


無限にも等しい時間を過ごしたところで、ふと窓を見た。

窓には隣家である津島さんの部屋の一部が映っている。

そして、その部屋の窓はカーテンがあるせいで奥が見えない。

いつもと変わらない風景、[太字]のはずだった[/太字]。





「(……子ども………?)」





[太字]誰もいないはずの、[/太字]津島さんの家の窓から私…と同じ年くらいの子どもが、じーっ、と見ていたのである。

見られすぎて恐怖を感じた。

逆に私も睨み返していたら、突然子どもが窓の鍵らしき場所に手をかけ、その直後には消えていた。



…一瞬、何が起こったのか分からなかった。



津島さんの家には子どもはいない。

親たちの会話で知っていた。

だとしたらあれは幽霊などのあやかしの類いなのかもしれない。


「(こわくなってきた)」


けれど、あの子どもの正体を知りたい気持ちの方が勝ったのか、いつの間にか家の鍵を持ってあそこの窓の目の前に来ていた。



「(きてしまった)」



幸い、津島さんは家にいなかった。

窓……はだいぶ大きな窓で私がすっぽり入れそうなくらい大きかった。
(身長106㎝)




鍵はかかっていなかった。

大方、さっきの子どもが開けてくれたのだろう。

ますますあの子どもの正体が気になってきた。



「(かってにおじゃましまーす……)」



意を決して窓をガラガラと開け中に入る。
(実質不法侵入では……((黙らっしゃい by●●)

津島さん宅はがらん、としていて(当然っちゃ当然だが)真っ暗でほとんど見えず、人がいる気配がしなかった。


「(でも…それだとしても、あの子はどこに?)」


手探りで探していると、何かが足に当たった。

その何かを手で触ってみると、取っ手みたいだった。


「(取っ手って……どこかにかくしべや?)」


右に引っ張ってみたり、左、下に、スライドさせたりしてみた。

けれど、びくともしない。

上……真正面に引っ張ると



  ガチャ





、と開けることができた。


「(シンプルにこうだったか)」


中を覗くと、ずっと暗がりが続いていた。

……と思えば、奥に一つだけ灯りが見えた。

ゆらゆらとしていて、少しでも風が吹けば消えそうな火の灯りだった。

そろりそろり、と歩みを進め、ついに灯りの場所まで辿り着いた。

そこで見たものは。











「[小文字]ぅぅ…っ[/小文字]」
























「ッ、(おと……、この子?)」























あざだらけの同い年くらいの子がかすかにうめき声を上げていた。






















作者メッセージ

久しぶりの投稿。
しかも、丁度この時間(22時24分)ネット小説を投稿して一年なんですよね。
祝🌸活動一周年。

誰か祝ってくれないかな。







2025/11/09 22:26

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