ある晴れた日の午後、たけしは夢のような場所を発見した。それは「自転車公園」と呼ばれている場所で、普通の自転車がただの乗り物ではなく、まるで命を持っているような場所だった。最初は特に何も考えずにそこに行った。ただ、その日、運命が少しずつ狂い始めていた。

公園の中央に「竜巻バス」という不気味な乗り物が停まっていた。バスといっても普通のものではない。まるで空気を食べているかのように、全身が揺れ動いている。バスの中から不気味な音が鳴り響いていた。たけしはこのバスに乗り込んでみた。
バスのドアが自動で閉まり、エンジンがかかると、ものすごい勢いで走り出した。なんと、バスはそのまま空中に浮かび、空を飛びながら、車道を越えて公園を横切っていった。なんで空を飛ぶんだ？と考えながらも、たけしは無事なことに安堵したが、次の瞬間、バスが急降下を始めた。

急降下した竜巻バスは公園の周りの広場をぐるぐる回りながら、辺りの木々をなぎ倒し、ブランコをぶっ壊し、周りにいる人たちを避けながら加速していった。信号機がバスに向かって倒れ、道路標識がグシャグシャに踏み潰され、まるで何かの悪夢のようだ。

そのうち、バスの運転席から「トラクター暴走」をお知らせするアナウンスが流れた。「え、トラクター！？」と驚きながらも、バスはどんどん加速を続ける。数秒後、前方に見えたのは、巨大なトラクターが突っ込んできた！そのトラクターもまた暴走しているらしく、無敵のスピードでまっすぐ向かってきていた。

バスとトラクターは激しく衝突したが、奇跡的にどちらも完全には壊れなかった。むしろ、バスとトラクターが融合したような奇妙な乗り物に変貌してしまった。たけしはその混沌とした乗り物に乗っていることになった。

その後、たけしは町中を無差別に突き進んだ。家々の屋根を突き抜け、車を跳ね飛ばし、川に飛び込んで水しぶきをあげる。途中、動物たちも巻き込んだ所、なんと動物たちが暴走するロードローラーに乗ってたけしを追いかけてきた。カバやアライグマ、そして謎の動物たちが暴走していた。

最終的に、乗り物が勝手に回転し、激しく回りながら回転するバスとトラクターが衝突して爆発を起こしてしまい町が消滅することになった。