たけし 短編小説
ある日、中風葬しが風邪をひきて、宮中の水を飲み干したまいて断水ぞ起きる。そのころ、光の原子が散歩しつるに、マリをけつてあそぶ3人組あり、名を、漢詩、手石、焼死といふ。マリが吹き飛び、あはれとも思わぬうちにおほとのごもられる化気候にあたりて、このマリをけつたのはたれをば、つぶさむ!とて怒りわめき、かの3人おびえ震え、マリに責任を押し付けたれば、化気候、マリに怒りてマリを宮外追放す。かの3人、マリがなくなりうちふるえ、彼ら、あはれとぞ思いてマリを見送り給う。さすれば、中風葬し、あざが増え、シップを大量に張りける。光の原子はこれをあはれとぞ思い、マリを連れ帰り、大切にしければ、中風葬しの風邪が治りて、水を吐き出したる。光の原子は、中風葬しはマリと一進一退であることに気づき、今までの恨みをこめ、マリを燃やしければ、宮中の水こそ沸騰し、あはれにも宮中熱湯なりて、天皇、これをなげきければ、藤原京に遷都す。