たけし 短編小説
敵国の空軍が攻めてきた。田村伐採は空軍に志願し、戦闘機に乗って滑走路を走っていたが、居眠りをし、目を覚ますと高速道路を走っていた。前方の車が全速力で逃げているのが分かった。彼は近くの別の飛行場に行ってそこで離陸しようと考えた。途中で料金所に差し掛かった。「ETCカードを挿入してください。」当然持っているわけがなく、代わりに「TTTカード」を挿入した。通してもらえた。次の利用者が来た。「TTTカードを挿入してください。」意味が分からなかったのでとりあえずETCカードを挿入した。料金所は爆発した。彼は無事に離陸した。前方では激しい戦闘が繰り広げられていた。こちらが劣勢のようだ。彼は無線で隣国の軍に「座標009-5632-4978にミサイルによる火力支援を要請する。」「ジャラー!」その直後に壊れた戦闘機の部品が大量に飛んできた。彼は回避するため大きく旋回した。全て命中した。幸い被害は少なかったが、ボタン操作が効かなくなってしまった。やけになってボタンをめちゃくちゃに押しまくった。ボタンはポップコーンのように弾け飛び、機内に散らばった。「ファアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」無線がまだ切られていなかったため、隣国の軍の兵士は上官に緊急の連絡をした。こうして究極兵器「ファアアアアアアアアアアアアアアアアアア」が発射された。それはファアアアアアアアアアアアアアアアアアアという音を立てながら彼のもとへにまっすぐ向かってき、命中し、ファアアアアアアアアアアアアアアアアアアという爆発音がした。一方、料金所では応急処置として「ETCカードを挿入してください。」と書かれたごみ箱が置いてあった。利用車がやってきてその中にETCカードを放り込んだ。するとゴミ収集車がやってきて回収した。エコだなあ。そこに粉々になった戦闘機とミサイルと二発目と三発目のファアアアアアアアアアアアアアアアアアアが落ちてきた。料金所は爆発した。