自殺をする前の私の232日間の日記
『バシャッ!!』
水が頭に落ちてくる。冷たいし、寒い。
「うっわ~wびっちょびちょw」
濡れてる私を撮る手がちらりと見える。
「ちょやめなって…」
そういうとりまきも、どうせ本気で助けようとなんてしない。
(いっそ死んじゃったほうが楽なの、かな?)
『キーンコーンカーンコーン』
「やっば授業始まるじゃん!」
「急がないと!」
そういっていじめっ子と取り巻きたちはトイレからそそくさと逃げてった。
(授業いかないと怒られる…)
でも体が動かない。
「はぁ…」
一人トイレの床で寝っ転がってる状態で、私はため息をついた。
そこに人が来る可能性があるとも知らずに、
「えええええぇぇ!?」
誰かの大声で目が覚める。
一体何事だ。
「きゅ、救急車!?えっ?人はっ?そっか授業中だ~!じゃなくて」
あわあわしながら私の目の前で手を振っているおさげの少女。
「救急車は大丈夫です。生きてますから…」
ゆっくり重い体をあげてそういった私は静かな口調で言った。
「あ、生きてた!よかったあ~」
そういってへらっと笑うか彼女。
そしてこちらを向いていった。
「僕の名前は湖田葵だよ!君は?」
「えっと…世津山皆見…です…」
「みなみちゃん!あおいってよんでね!」
そういって、私に明るく手を差し伸べるあおいちゃん。
「う、うん」
私はその子の手を強く握った。
水が頭に落ちてくる。冷たいし、寒い。
「うっわ~wびっちょびちょw」
濡れてる私を撮る手がちらりと見える。
「ちょやめなって…」
そういうとりまきも、どうせ本気で助けようとなんてしない。
(いっそ死んじゃったほうが楽なの、かな?)
『キーンコーンカーンコーン』
「やっば授業始まるじゃん!」
「急がないと!」
そういっていじめっ子と取り巻きたちはトイレからそそくさと逃げてった。
(授業いかないと怒られる…)
でも体が動かない。
「はぁ…」
一人トイレの床で寝っ転がってる状態で、私はため息をついた。
そこに人が来る可能性があるとも知らずに、
「えええええぇぇ!?」
誰かの大声で目が覚める。
一体何事だ。
「きゅ、救急車!?えっ?人はっ?そっか授業中だ~!じゃなくて」
あわあわしながら私の目の前で手を振っているおさげの少女。
「救急車は大丈夫です。生きてますから…」
ゆっくり重い体をあげてそういった私は静かな口調で言った。
「あ、生きてた!よかったあ~」
そういってへらっと笑うか彼女。
そしてこちらを向いていった。
「僕の名前は湖田葵だよ!君は?」
「えっと…世津山皆見…です…」
「みなみちゃん!あおいってよんでね!」
そういって、私に明るく手を差し伸べるあおいちゃん。
「う、うん」
私はその子の手を強く握った。