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散文詩つめ

#5

風船

[斜体] 曇り空を背景に、色とりどりの風船を浮かべた。風船は昇っていった。風船で空がつかの間埋まる。…やがて鮮やかで埋め尽くされていたはずの灰色が、よく目に入るようになる。風船みたいに、幸せは、すぐに飛んでいく。飛んでいった後ほど虚しいものはないから。
“誰か、風船を僕に、もうひとたば頂戴?”[/斜体]

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作者メッセージ

執筆ページ開いた瞬間に曇り空プラス風船のイメージが浮かびました。

確かなんかの背景画像でそういうのを見た気がします。はっきりとは覚えていませんが。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました!

2023/07/15 23:07

あむ ID:≫kplpkj2LkIMuY
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