〜ついにこの日が来た〜
「水君、どこの高校に行くの？もしかしたら離れちゃう」ついに今日は卒業式。付き合い始めて2日だというのに離れちゃうのは嫌だから凛咲は水に聞いてみた。「僕は〇〇高校だよ。」「良かった！私も〇〇高校なんだ！」まさかの、一緒の〇〇高校だった。「え、凛咲ちゃんも同じ高校なの？同じクラスだといいね！あと僕、春休みに遊園地に行くんだけど一緒に行けないかなって思って。二人共携帯持っているからメールつなぎたいな。遊園地じゃなくてもメールとかできるからね！」　「うん！良いよ。遊園地の件はお母さんに聞いてみてからメールするね！あ、あともうちょっとで始まるから席についとこ！」
〜卒業式始まり〜
「これから〇〇中学校の卒業式を始めます。気をつけ、れい。まずは校長先生の話です。」「中学三年生の皆さん、そして保護者の方々。春がまぶしい季節になりました。ご卒業おめでとうございます。…」「校長先生、ありがとうございました。児童の皆さんは呼ばれたら座ってください。…雪野　水（ゆきの　すい）さん…以上男子。女子、…松阪　凛咲（まつさか　りんさ）さん、美波　蒼菜（みなみ　あおな）さん、…以上女子。次は児童代表の人の発表です。」凛咲は児童代表の人は誰だろうと思っていた。「はい。中学校のリーダーから教えてもらったこと。松阪　陽茉梨。」凛咲はとっても嬉しい！私の妹が児童代表！「ご卒業おめでとうございます！…」
〜卒業式終わり〜
「凛咲、結構緊張したな。」「うん。めっちゃ緊張した。」