九瑞高校にまつわる悲しいエトセトラ。(9系)
(須貝視点)
駿貴「…正資、俺は……『[漢字]友達[/漢字][ふりがな]親友[/ふりがな]』はお前しかいないんだ…。」
屋上に立っているのが見えて。
まさかと思って急いで駆けつけたけど…
遅かったか…。
正資は目を瞑ったまま動かない。
心なしか顔が白い気がする。
無理やり目を開けさせるが(※皆さんは真似しないでください)
正資の目は一ヶ月前くらいから変わらない、濁ったラベンダー色。
正資が死んだ翌日から、やけにみんなが絡んでくる。
「須貝!放課後カラオケ行かない?」
「ファミレス一緒いこーぜ!」
「なーなー聞いてんのー?」
須貝「…ごめん、今日は色々無理…。」
「お前まだ田村のこと気にしてんのかよー」
須貝「気にするよ…。相当辛いことがあったんだろうし」
「いやー死んでくれて清々したよな。」
「遊び道具がなくなってちょっと残念だけどー。」
は?
いや、え?
『清々した』はないだろ
もしかして、あいつらが死んだ原因…?
信じてたのに
須貝「なあ、今の発言どういうことか説明してもらってもいい?」
「!須貝いたのかよ、言ってくれよ〜…」
須貝「言ってくれよ〜じゃないんだよ。説明しろって言ってんの。」
「…逃げるぞ!」
「あ、ああ」
須貝「逃がすかよ」
2人「うわっ!?」
須貝「いじめか?」
いや、今無理に追及しても嘘疲れてトンズラかれるだけだ
須貝「明日ちょっと会議な」
もう楽しかったはずの部活をやる気力も起きなかった。
気力なく走り、顧問に怒られてグラウンド10周。
まともに練習もせずただひたすら走るだけの部活。
部活が終わった。辺りはすっかり真っ暗だ。
まだ電気がついている部活がちらほらある…
クイズ部の電気はついていた。
いつだか行って恥ずかしい誤答しちゃったっけ。
教室に入る。いじめの証拠探しに。
正資の机に何か入っている。
須貝「何…これ」
そこには、盛大に悪口を落書きされた上ズタズタになった正資のノート。
いじめの証明には十分な証拠だった。
駿貴「…正資、俺は……『[漢字]友達[/漢字][ふりがな]親友[/ふりがな]』はお前しかいないんだ…。」
屋上に立っているのが見えて。
まさかと思って急いで駆けつけたけど…
遅かったか…。
正資は目を瞑ったまま動かない。
心なしか顔が白い気がする。
無理やり目を開けさせるが(※皆さんは真似しないでください)
正資の目は一ヶ月前くらいから変わらない、濁ったラベンダー色。
正資が死んだ翌日から、やけにみんなが絡んでくる。
「須貝!放課後カラオケ行かない?」
「ファミレス一緒いこーぜ!」
「なーなー聞いてんのー?」
須貝「…ごめん、今日は色々無理…。」
「お前まだ田村のこと気にしてんのかよー」
須貝「気にするよ…。相当辛いことがあったんだろうし」
「いやー死んでくれて清々したよな。」
「遊び道具がなくなってちょっと残念だけどー。」
は?
いや、え?
『清々した』はないだろ
もしかして、あいつらが死んだ原因…?
信じてたのに
須貝「なあ、今の発言どういうことか説明してもらってもいい?」
「!須貝いたのかよ、言ってくれよ〜…」
須貝「言ってくれよ〜じゃないんだよ。説明しろって言ってんの。」
「…逃げるぞ!」
「あ、ああ」
須貝「逃がすかよ」
2人「うわっ!?」
須貝「いじめか?」
いや、今無理に追及しても嘘疲れてトンズラかれるだけだ
須貝「明日ちょっと会議な」
もう楽しかったはずの部活をやる気力も起きなかった。
気力なく走り、顧問に怒られてグラウンド10周。
まともに練習もせずただひたすら走るだけの部活。
部活が終わった。辺りはすっかり真っ暗だ。
まだ電気がついている部活がちらほらある…
クイズ部の電気はついていた。
いつだか行って恥ずかしい誤答しちゃったっけ。
教室に入る。いじめの証拠探しに。
正資の机に何か入っている。
須貝「何…これ」
そこには、盛大に悪口を落書きされた上ズタズタになった正資のノート。
いじめの証明には十分な証拠だった。
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