九瑞高校にまつわる悲しいエトセトラ。(9系)
(田村視点)
新月の夜。
暇なので山上と雑談している。
山上もクイズをしていたので話が合う
最近は謎のお面も増えて賑やかになったけど
あんな狂ってるやつ入れないで欲しかった
でも僕も十分狂ってる
投身自殺か、狂ってやがる
あの日のことを思い出し乾いた笑いを零す
山上「田村さん?」
田村「ごめん。ちょっと昔のこと思い出してて」
山上「そうなんですか。」
山上は空気をなんとなく読んだのか、これ以上追求してこなかった
「正資!!!」
あの日初めて彼のあんな声量を聞いた
両目に涙を浮かべた顔が蘇る
「…っなんでこんなことしたんだよ!!」
「だいじょうぶだよ」なんて僕は無責任なことを吐いた。
背中から溢れ出る血は止まらない。
だんだんと視界が暗くなる
「ごめん…、僕の分も生きてよ。」
「…っ!嫌だ!俺は正資と一緒に死ぬ!待ってろ!!」
「お前は死ぬな。」
「なんでだよ!」
「僕が死んだからにはクラスメイトは明るく接してくれるようになってるぞ」
「…正資、俺は……」
彼が色々言いかけた時に、僕は死んだ。
新月の夜。
暇なので山上と雑談している。
山上もクイズをしていたので話が合う
最近は謎のお面も増えて賑やかになったけど
あんな狂ってるやつ入れないで欲しかった
でも僕も十分狂ってる
投身自殺か、狂ってやがる
あの日のことを思い出し乾いた笑いを零す
山上「田村さん?」
田村「ごめん。ちょっと昔のこと思い出してて」
山上「そうなんですか。」
山上は空気をなんとなく読んだのか、これ以上追求してこなかった
「正資!!!」
あの日初めて彼のあんな声量を聞いた
両目に涙を浮かべた顔が蘇る
「…っなんでこんなことしたんだよ!!」
「だいじょうぶだよ」なんて僕は無責任なことを吐いた。
背中から溢れ出る血は止まらない。
だんだんと視界が暗くなる
「ごめん…、僕の分も生きてよ。」
「…っ!嫌だ!俺は正資と一緒に死ぬ!待ってろ!!」
「お前は死ぬな。」
「なんでだよ!」
「僕が死んだからにはクラスメイトは明るく接してくれるようになってるぞ」
「…正資、俺は……」
彼が色々言いかけた時に、僕は死んだ。
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