二次創作
バース専門集
伝えるの忘れてた一応BLね
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●●side
ピピピとなるアラームを手で止める、、、
うるさすぎてヒヨコに殴られる夢を見ました、
音ってやっぱ夢の中にも入り込んでくるもんなんだね
『ふわぁ〜、、、ねむ、、、』
二度寝しそうになる体を頑張って叩き起こす
『(朝ご飯の準備しなきゃ、、、めんどさ)』
正直朝ご飯食べる気もないため飴を口に放り込み着替えを始める
『(料理苦手なんだよ、、いやホントなんで一人暮らししてるんだろう)』
親が2人とも海外に出張しているため『一人暮らしできる!!』って
自信満々に言ってしまった手前帰ってこいとは言えない
、、、まぁいいか
『言ってきます』
ドアの鍵を閉めて自転車へとまたがる
『う〜、、、春になってきたなぁ、』
梅が咲き始めてるけどまだ2月
『(2月にしては寒すぎるだろ)』
『(こちとら分厚いパーカー着てんだぞ)』
ちなみにパーカーは校則違反です
『まぁ良いけど別に、、怒られねーし』
NOside
ガチャリと音がして自転車が止まる音がする
3人ほどの集団に女子たちが群がる
「おはよう!●●くん!」
『ん、おはよ』
気だるけな表情をした彼がそんな返事をするだけで周りの子は顔を赤らめる
真っ黒の黒マスクに映える銀髪
ちらりと触覚から覗く目は少し赤かった
『はぁ〜、、、』
キャーキャーと騒がれている彼の周り
『じゃあ、俺行くから』
自転車置場から離れ正門をくぐる
鍵のキーホルダーが微かに揺れた
●●side
今日もめんどくさい女の子達を避けて移動する
駅前の自転車置き場から学校近くてよかったぁ、、
あの女の子達に囲われた1年生の頃が懐かしい
『(今日数学あったよな、、)』
ぼーっとしながら口に飴を放り入れる
『数学の教師嫌いなんだよな、、』
いっつも服装と髪色を注意してくる
いや良いじゃん、、服装は駄目だけど、髪の毛も駄目だけど!!
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放課後
ピコンッとスマホの通知音が聞こえる
『あ〜、、、っげ』
正門前で剣持が待ってるんだってばよ
『あ〜あ〜めんどくせー、、、まぁ楽しいからいっか』
基本的には月曜日と水曜日に学校前で待機してる
『(あいつ、、、来ると絶対に俺の家泊まってくんだよ)』
まぁゲーム相手だし、、助かってるし
「あ、やっときた、遅いですよ〜??」
『ごめんって、、ぼーっとしてた』
「でしょうね」
『今日も家泊まんの?』
「はい」
『親には?』
「いつもの事だから朝声掛けてきました」
『剣持家大丈夫かよ、、、』
「大丈夫でしょう」
帰り道を歩きながら雑談をしている時
「あ、そういえば●●」
『ん?』
「●●の学校フォークのやつとかの事件起きてないですか?」
『いや、聞かねぇけど、、もしかしてそっちあった?』
「はい、、、まぁニュースで見るフォークがケーキを襲うやつですね」
『フォークもケーキも少ないよな』
「はい、10万人に一人居たら良いほうですよね」
『日本はなおさら少子高齢化で人間も少ない』
「まぁしょうがないですよね、、、」
『あ、ってことはそのフォーク移動なんだ』
「はい、フォークだけの学園に移動ですね」
『かわいそ〜、、、まぁエリートにされるんだろうな』
「フォークってめちゃくちゃエリート多いですから」
そのへんにあった石を蹴った
あ、今更だけど自転車駅に放置ね?どうせ明日も剣持といっしょに行くんだから
『ついた〜』
「やっとですね」
『剣持くんが遅く歩くから』
「そんな事ないでしょうが、、、」
『まぁ運動部だもんね、君』
「そうですよ、、、」
「あ、僕晩ごはん作っとくんで風呂入ってきたらどうですか」
『そうする〜、、というかいつもの流れだね』
「当たり前でしょ、ほら鍵」
『へいへい』
ガチャリ