Night Mere 〜若きビル神父が見た悪夢〜


早速家へ来た、ジョセフ神父とビル神父。
ジュリアはジョセフ神父たちにコーヒーを出した。ぶふぇーっとコーヒーを吹き出した、ビル神父。ジョセフ神父は「こいつ若いからブラックが苦手なんです」と言い、張り詰めた空気の現場を和ませた。

二階へ行った、ジョセフ神父とビル神父は、まず、ジョセフ神父は、イザベラと話をした。
「まずお前の名前を教えてほしい」と、イザベラは「俺はお前たちを殺す地獄の王だ！」

そして、「ジョセフ、ビル、女は好きか？」イザベラはまだ言ってないにも関わらず神父たちの名前を言った。「悪魔とは話すな」と言って、ジョセフ神父は、イザベラに聖水をかけた。イザベラはとても苦しんだ。

ジョセフ神父は、悪魔祓いを始めた。
悪魔を祓う、祈りの言葉を唱えた。「神の力が汝を滅ぼす」この言葉を繰り返し唱え、ビル神父も一緒に唱えていた。

イザベラは苦しむ。しかし、突然イザベラは、ビル親父に向かってあることを言った。
「あの女を殺した時の気分はどうだった？」
ジョセフは「話すな！抑えろ！」と言ったが、ビル神父は笑いながら話すイザベラに「ふざけるじゃない」と怒りに任せて、イザベラを殴ってしまった。

イザベラの強大な力を前にして、ジョセフ神父の悪魔祓いは難航をする。「悪魔と話すなと何回も言ったはずだ」とビル神父を説教する。
ジョセフ神父は、今日は難しい。と言った。

そしてジョセフ神父はイザベラが言っていたことを教えてくれとビル神父に言った。
ビル神父は「あまり思い出したくないことだが」
と言ったが、ビル神父は話し始めた。

時は遡り、1983年、14歳の頃。幼い頃に父が亡くなって母は働き詰めで、ほぼ家にいなかった。　学校帰り、教会へ寄っていた、家に、帰ったら、知らない女の人がいた。ビルは、　「だ、誰だお前」と言ったが答えずに女は持っていたナイフでビルを刺した。抵抗したビルは、誤って、女を刺し殺してしまった。
正当防衛で逮捕もされず、刺された箇所も大事には至らなかった。

「それが僕のトラウマです」悪魔はビル神父の弱音に漬け込んでいた。ジョセフ神父は「トラウマを乗り越えなければいかん、エクソシストをしたければ悩みなどは消し去れ」

ジョセフ神父は、オリビアの部屋に入り大量の十字架を貼り付けた。それはサイモンの部屋にも。「これで気休めにはなるだろう」と言った。
あっという間に夜になり、ジョセフ神父達は悪魔祓いを再開しようとしていた。

オリビアはあるモノを見つけた「レコードプレイヤー？」部屋の隅っこにあったレコードプレイヤーをオリビアは不安を無くすため、レコードプレイヤーで曲をかけた。すると、カタン。と一個の十字架が落ちた。オリビアは十字架を拾った瞬間、グルグルッ！と十字架が回転し始めた。オリビアは驚いて声が出なかった。
だが、それはピタッと止まった。

しかし部屋は突然、血の色で染まった。オリビアは、怖くなり、下へ降りようとドアを開けようとするが、なぜだか、開かない。そして、
気配を感じて後ろを振り向くと、そこには、悪魔のような見た目の男がいた。男は「俺と一緒に地獄へ連れてってやる！」と言って、ゆっくり近づいてきた、「助けて！」と大きな声で言った。

気づいたジョセフ神父は、オリビアの部屋に入ろうとするが、「オリビア！ドアを開けろ！」しかし、ドアは開かない。ジョセフ神父は蹴ってドアを無理矢理開けた、そこには、座っているオリビアの姿が、「オリビア」と声を掛けるジョセフ神父。オリビアは立ち上がった、オリビアは言った。「もうオリビアはいない。お前達の目の前にいるのは悪魔だ！」今の状況は絶望だとジョセフ神父は思った。

そして一方、下にいるサイモンとジュリアとビル神父。ビル神父は悪魔の範囲がどんどん広がっている、今の事態に焦っていた。それに気がついたイザベラは「まだまだ序章だぞ」と言った。そしてリビングにいるサイモンにも危険が迫っていた。