【拾われ少年、愛されました。スピンオフ作品/リクエスト受付中!】ルイン・ウォー
部屋の奥に畳まられてあった机と座布団を出し、顔を合わせていた。
『[大文字]じゃあ[/大文字]、まずは私からね!』
可愛らしい[明朝体]電子音[/明朝体]が鳴った。白髪赤目の少女が手を上げる。
『私は[大文字]「[/大文字][漢字][大文字]中原[/大文字][/漢字][ふりがな]なかはら[/ふりがな] [大文字][漢字]瑠奈[/漢字][ふりがな]るな[/ふりがな][/大文字]」!情報譲渡を主にやってるけど、[太字]カウンセラー[/太字]もしてるよ!』
「「…?」」
桃色の髪と眼の少年と空色の髪と眼の少女の首が同時に傾く。
「[小文字]嗚呼[/小文字]…[漢字]妾[/漢字][ふりがな]アタシ[/ふりがな]が説明するよ。カウンセラーって云うのは相談者っていう意味があるんだ。今のは精神的なことについて相談して、其れの解決策とかを出してくれるっていう意味だね。」
[大文字][大文字]『💮』[/大文字][/大文字]
電子板に褒め言葉が表示され、愉快な[太字]効果音[/太字]が鳴る。
「あははっ、[漢字]妾[/漢字][ふりがな]アタシ[/ふりがな]もこのまま自己紹介としようか。[漢字]妾[/漢字][ふりがな]アタシ[/ふりがな]は[大文字]『[/大文字][大文字][漢字]与謝野[/漢字][ふりがな]よさの[/ふりがな][/大文字] [大文字][漢字]霞[/漢字][ふりがな]かすみ[/ふりがな][/大文字]』。[打消し][明朝体]元[/明朝体]軍医[/打消し]さ。」
元、と言ったところで、空色が目立つ少女が目を伏せた。
「此の子とは[漢字][打消し]戦場[/打消し][/漢字][ふりがな]あっち[/ふりがな]で一度会ったんだ。」
[明朝体]儚げ[/明朝体]に、少女を安心させるように微笑んだ。
「[漢字]私[/漢字][ふりがな]ワタクシ[/ふりがな]が次にご説明致しましょう。[漢字]私[/漢字][ふりがな]ワタクシ[/ふりがな]は[大文字]『[/大文字][大文字][漢字]泉[/漢字][ふりがな]いずみ[/ふりがな][/大文字] [大文字][漢字]渚[/漢字][ふりがな]なぎさ[/ふりがな][/大文字][大文字]』[/大文字]です。…霞とは[下線]幼少期[/下線]からの知り合いです。」
霞が渚の方を向いたが、渚は[太字]ツン[/太字]とそっぽを向いた。
「[大文字][太字]ナギ君⁉[/太字][/大文字]え、[小文字][明朝体]あ[/明朝体][/小文字]、あのぉ…?」
「[漢字]私[/漢字][ふりがな]ワタクシ[/ふりがな]、[下線]許しませんから[/下線]。約束破ったこと。」
「えぇっ、どっ、如何したら…許して貰えるでしょうか…?」
渚の態度に思わず霞は敬語になる。
「[小文字]勝手に[/小文字]居なくならないで下さい…何時の間にか居なくなった事が一番[明朝体]怖かった[/明朝体]。」
「ごめんね、ナギ君…次は、絶対、守るから。」
そっぽを向いた渚を霞が撫でる。尾が、嬉しげに左右に振れた。
[大文字]「[太字]リア充[/太字]~[大文字]撲[/大文字]~[大文字]滅[/大文字]~!」[/大文字]
青年がジト目で見る。
[大文字][大文字][大文字]「「そんなんじゃない‼」」[/大文字][/大文字][/大文字]
『息ピッタリ~』
瑠奈が笑って、渚と霞が微妙な表情をした。
「んじゃ、私の番としよう。私は太宰、[大文字]『[/大文字][大文字][漢字]太宰[/漢字][ふりがな]だざい[/ふりがな][/大文字] [大文字][漢字]修治[/漢字][ふりがな]しゅうじ[/ふりがな][/大文字][大文字]』[/大文字]だ。芥川くん、渚とは前からの知り合いだ。[明朝体]宜しくね[/明朝体]。」
太宰がにっこりと微笑んだ。
「[小文字]はぁ[/小文字]…俺は[大文字]『[/大文字][大文字][漢字]芥川[/漢字][ふりがな]あくたがわ[/ふりがな][/大文字] [大文字][漢字]隆之助[/漢字][ふりがな]りゅうのすけ[/ふりがな][/大文字][大文字]』[/大文字]。此奴の言う通り、元から面識があった。」
[漢字]ため息交じり[/漢字][ふりがな]・・・・・・[/ふりがな]に芥川も答えた。
「なんで嫌そうにするのさ!私だって傷つくんだからね!」
[大文字][明朝体]「え…!?」[/明朝体][/大文字]
「そんな[漢字]表情[/漢字][ふりがな]顔[/ふりがな]したら私泣いちゃうよ!?」
シクシクと泣き真似をする太宰をなぜか芥川は[打消し]引っ叩いた[/打消し]。
『[大文字]じゃあ[/大文字]、まずは私からね!』
可愛らしい[明朝体]電子音[/明朝体]が鳴った。白髪赤目の少女が手を上げる。
『私は[大文字]「[/大文字][漢字][大文字]中原[/大文字][/漢字][ふりがな]なかはら[/ふりがな] [大文字][漢字]瑠奈[/漢字][ふりがな]るな[/ふりがな][/大文字]」!情報譲渡を主にやってるけど、[太字]カウンセラー[/太字]もしてるよ!』
「「…?」」
桃色の髪と眼の少年と空色の髪と眼の少女の首が同時に傾く。
「[小文字]嗚呼[/小文字]…[漢字]妾[/漢字][ふりがな]アタシ[/ふりがな]が説明するよ。カウンセラーって云うのは相談者っていう意味があるんだ。今のは精神的なことについて相談して、其れの解決策とかを出してくれるっていう意味だね。」
[大文字][大文字]『💮』[/大文字][/大文字]
電子板に褒め言葉が表示され、愉快な[太字]効果音[/太字]が鳴る。
「あははっ、[漢字]妾[/漢字][ふりがな]アタシ[/ふりがな]もこのまま自己紹介としようか。[漢字]妾[/漢字][ふりがな]アタシ[/ふりがな]は[大文字]『[/大文字][大文字][漢字]与謝野[/漢字][ふりがな]よさの[/ふりがな][/大文字] [大文字][漢字]霞[/漢字][ふりがな]かすみ[/ふりがな][/大文字]』。[打消し][明朝体]元[/明朝体]軍医[/打消し]さ。」
元、と言ったところで、空色が目立つ少女が目を伏せた。
「此の子とは[漢字][打消し]戦場[/打消し][/漢字][ふりがな]あっち[/ふりがな]で一度会ったんだ。」
[明朝体]儚げ[/明朝体]に、少女を安心させるように微笑んだ。
「[漢字]私[/漢字][ふりがな]ワタクシ[/ふりがな]が次にご説明致しましょう。[漢字]私[/漢字][ふりがな]ワタクシ[/ふりがな]は[大文字]『[/大文字][大文字][漢字]泉[/漢字][ふりがな]いずみ[/ふりがな][/大文字] [大文字][漢字]渚[/漢字][ふりがな]なぎさ[/ふりがな][/大文字][大文字]』[/大文字]です。…霞とは[下線]幼少期[/下線]からの知り合いです。」
霞が渚の方を向いたが、渚は[太字]ツン[/太字]とそっぽを向いた。
「[大文字][太字]ナギ君⁉[/太字][/大文字]え、[小文字][明朝体]あ[/明朝体][/小文字]、あのぉ…?」
「[漢字]私[/漢字][ふりがな]ワタクシ[/ふりがな]、[下線]許しませんから[/下線]。約束破ったこと。」
「えぇっ、どっ、如何したら…許して貰えるでしょうか…?」
渚の態度に思わず霞は敬語になる。
「[小文字]勝手に[/小文字]居なくならないで下さい…何時の間にか居なくなった事が一番[明朝体]怖かった[/明朝体]。」
「ごめんね、ナギ君…次は、絶対、守るから。」
そっぽを向いた渚を霞が撫でる。尾が、嬉しげに左右に振れた。
[大文字]「[太字]リア充[/太字]~[大文字]撲[/大文字]~[大文字]滅[/大文字]~!」[/大文字]
青年がジト目で見る。
[大文字][大文字][大文字]「「そんなんじゃない‼」」[/大文字][/大文字][/大文字]
『息ピッタリ~』
瑠奈が笑って、渚と霞が微妙な表情をした。
「んじゃ、私の番としよう。私は太宰、[大文字]『[/大文字][大文字][漢字]太宰[/漢字][ふりがな]だざい[/ふりがな][/大文字] [大文字][漢字]修治[/漢字][ふりがな]しゅうじ[/ふりがな][/大文字][大文字]』[/大文字]だ。芥川くん、渚とは前からの知り合いだ。[明朝体]宜しくね[/明朝体]。」
太宰がにっこりと微笑んだ。
「[小文字]はぁ[/小文字]…俺は[大文字]『[/大文字][大文字][漢字]芥川[/漢字][ふりがな]あくたがわ[/ふりがな][/大文字] [大文字][漢字]隆之助[/漢字][ふりがな]りゅうのすけ[/ふりがな][/大文字][大文字]』[/大文字]。此奴の言う通り、元から面識があった。」
[漢字]ため息交じり[/漢字][ふりがな]・・・・・・[/ふりがな]に芥川も答えた。
「なんで嫌そうにするのさ!私だって傷つくんだからね!」
[大文字][明朝体]「え…!?」[/明朝体][/大文字]
「そんな[漢字]表情[/漢字][ふりがな]顔[/ふりがな]したら私泣いちゃうよ!?」
シクシクと泣き真似をする太宰をなぜか芥川は[打消し]引っ叩いた[/打消し]。