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巡り、口ずさむ。

#3

〜海の町、ルタネ〜

ーおい、あんちゃん着いたぞ!

そんな声が聞こえてはっとする
どうやらぼうっとしていたようだ

「寝てるわけでもねぇのに呼んでも返事ねぇなか、びっくりしたぜ」
「あぁ、ごめんなさい。ぼうっとしてたみたいで」
「…着いたぞ!ここがルタネだ!」

そんな声に顔を上げると、遠くには石塀で囲われた、草原の中の町が広がっていた。近くには海があり、その美しさは息をのむほどだ。

「…きれいですね」
「だろ?ちなみに、身分証明書はもってるか?」

身分証明書??
もちろんそんなものは持っていない
お金も持っていないし無一文だ

「持っていないです…」
「そうか。…まぁ期待はしてなかった。仕方ねぇな」

そう言って彼は門に着くと衛兵が、
「身分証明をだせ」
……ずいぶん偉そうだな…。
すると、
「いや、待ってくれ。少し話がある。」と狼男の商人が、
衛兵をひきとめた。
何やら少し離れたところで、話しているようだ。
しばらくすると、馬車に戻ってきて、馬車をはしらせた。

「私は入ってもいいのですか?」
「あぁ…ま…ぁ大丈、夫…だ」

かなり歯切れが悪いが…
まぁ大丈夫というならそれは良かった

ー…ー…ー…ー…ー…
しばらく馬車をはしらせて、やっととまったと思ったら、
そこは、馬車置き場のようだった。

「俺がついてやれるのはここまでだ。仕事があるからな」
「そうなんですね…ありがとうございました!お世話になりました。」

そうして第一会話相手だった狼男の彼と別れた。
…さて、どうしようか…
確かあの商人は、魚と教会が有名だと言っていた
魚が美味しいと言っていたが、エルフにはお腹が空くという感覚がない。何も食べなくても生きていける。
食べてはいけないわけではないが、正直気は進まない

そんなことを考えながら歩いていると、何やら視線を感じる
…なんだ?
あちらこちらから視線を感じ、通りすがりが、ちらちらとこちらをみているようだった。
背が高いからか…?それとも何かマナー違反をしたのか?
…まぁ、視線を集めているのなら丁度いい。
お金がなければ何もできないからな

歌うのにちょうどよさそうな、ちょっとした小さな舞台を
見つけ、スタネットの弦に指をおく。
〜ここでは風の音は聞こえない
 多くの種族が共存する声がきこえる。

[明朝体]雪月花が咲き
楚々として
春の予感がする

静寂の唄が聞こえなくなる
生命の左胸がなる
命の声よ

蒼穹の空に吸い込まれ
あなたはどこへ行く[/明朝体]

歌い終わったとたん、さっきまで聞こえなかった
静寂の音が町をつつんだ
どうやら、町中の方たちが聴いていたらしい

私が一礼をすると、皆がはっとし、ざわめきはじめる。
少ししてまばらな拍手の音が、町をつつんだ。
…お金を稼ぐためにやったのだが、この調子じゃ、ただ歌っ        ていただけだ。

だが、この雰囲気でもらえるわけもなく、私はそそくさとその場を……去ろうとした…………

作者メッセージ

なんだかんだ、続きを書けてます…!!
コメントお待ちしています!
⁽⁠⁽⁠ଘ⁠(⁠ ⁠ˊ⁠ᵕ⁠ˋ⁠ ⁠)⁠ଓ⁠⁾⁠⁾

2025/02/16 11:37

夕暮れ ID:≫ 2x19qu7Bovq0Q
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