「ごめん！ごめん！誰も守れなくて！誰も救えなくて！」
なんで俺は魔理沙を救えなかったんだろう。
あの時ドアを開けていれば…
「魔理沙と紫はあんたに甘いから、
　あんたが記憶を失った理由を言ってなかったけど、
　あんたは人をー」「そこまでよ。霊夢。」
俺が人をどうしたんだ？
あれ、あ、頭が。遠くでパチュリーと永琳が霊夢を宥めている声が聞こえる。
神様？代償？報い？罰？能力？妹？不老不死？
わからない。何も。
永琳？なんでみんなこっちを向いて？
頭が痛い。
あれ？なんで俺は天井を見て？
俺の意識はそこで途切れた。