二次創作
お下がりと新品
こいしSide
こいし さてと!そろそろ本格的に荷物をまとめなきゃだね!
フラン そうだね、何をまとめればいいんだっけ?
こいし え〜っとね、基本はお洋服、暇つぶしアイテム、あとは衛生グッズかな〜
フラン ふんふん、なるほど〜...え〜っとお洋服は...
そういいながらフランちゃんはクローゼットに近づき、ガラリと扉を開けた。そこには________
何十着、何百着と、赤いドレスが収納されていた。(クロゼットはウォークインクロゼットみたいな
空間の広いタイプのクロゼット。)
こいし は...え”?
フラン ん〜...こっちのお洋服はサイズ小さいしな〜...
こいし ちょちょちょちょッ!!!!
フラン ?なに、どうかしたの?
こいし いやいやいや!一人に対してその量のドレスはおかしいって!!!
フラン そう?あ〜まぁ、乳児の時のもあるからそれで多少はかさ増しされてるのかも...
こいし ちっさ!?[小文字]80㎝て!![/小文字]
...あ、このドレス綺麗...
そこには、一段ときれいに飾り付けてあるドレスが一着。このドレスもやはり、赤が主な色だが、
襟元や裾元には、遠慮がちに七色の宝石が散りばめてある。
...こんなにも華やかなドレスなのだが、なにかが足りない。スカーフの辺りが、どことなく寂しい。
フラン 綺麗でしょ〜。これはね、社交の場に出るときに着なさいってお父様がプレゼントしてくださったの。
こいし お父様?
フラン うん...[太字]数百年前くらいになくなっちゃったけどね[/太字]
こいし あっ...ごめん、こんな無神経な話...
フラン ううん。いいの。それに、こいしちゃんだけに話しておきたかったから。
そう言って笑うフランちゃんはとても寂しそうに見えた。
フラン あっ、そう言えばこのドレス、1パーツだけ足りないの!どこか分かる?
こいし ...胸元のスカーフの辺り...?
遠慮がちにそう聞くと、フランちゃんは、なんで分かったのと言わんばかりの表情をして、
フラン 正解!!どうして分かったの!?
と、興奮気味に聞いてきた。
こいし ん〜...なんかスカーフの辺りだけ異様に寂しく見えたから...かな?
フラン そっか〜!こいしちゃんって感受性が高いんだね〜!
こいし そうなのかな?褒められると嬉しいな
フラン うんうんっ!自信持っていいよ!!
すると、「ちょっと待っててね」と言って、フランちゃんは部屋の隅に消えていき、
戻ってきたのは数分後だった。
フラン ハアッハアッお、おまたせ...
こいし い、いやどうしたの...すっごい息切れしてるけど...
フラン つ、つい...全力...しっそ、う...ハアッし、ちゃハアッって...(見つけて嬉しくて)
こいし もう...とりあえずちょっと休憩したら?
フラン ありが...とう...で、も...だい、大丈夫...
こいし り...(了解の略)無理しないでよ...?
こいし がちで心配だから...
こいし と、とりあえず、息整えな?
フラン う、ん
〜数十分後〜
こいし 落ち着いた?
フラン うん、まぁね。ありがとう
こいし 別に大丈夫だよ。ただもう全力疾走なんてしないでね?この部屋ひっろいんだから...
フラン わ、分かった...
こいし それで、さっきからその手に持ってるやつがパーツ?
フラン うん!これ、綺麗だからお気に入りなんだ〜
そういいながらフランちゃんは何やらスカーフの辺りを弄りだした。
フラン ...よし!
カチッという何かがハマった音がして直ぐにフランちゃんはドレスの前から離れ、私に見せてくれた。
こいし ...わ...すご...
出てきた言葉はたったのこれだけ。でも、仕方がないと思う。そのドレスには
[太字]綺麗で不思議な七色の光を放っている少し大きめなひし形の宝石がついていたのだから。[/太字]
こいし さてと!そろそろ本格的に荷物をまとめなきゃだね!
フラン そうだね、何をまとめればいいんだっけ?
こいし え〜っとね、基本はお洋服、暇つぶしアイテム、あとは衛生グッズかな〜
フラン ふんふん、なるほど〜...え〜っとお洋服は...
そういいながらフランちゃんはクローゼットに近づき、ガラリと扉を開けた。そこには________
何十着、何百着と、赤いドレスが収納されていた。(クロゼットはウォークインクロゼットみたいな
空間の広いタイプのクロゼット。)
こいし は...え”?
フラン ん〜...こっちのお洋服はサイズ小さいしな〜...
こいし ちょちょちょちょッ!!!!
フラン ?なに、どうかしたの?
こいし いやいやいや!一人に対してその量のドレスはおかしいって!!!
フラン そう?あ〜まぁ、乳児の時のもあるからそれで多少はかさ増しされてるのかも...
こいし ちっさ!?[小文字]80㎝て!![/小文字]
...あ、このドレス綺麗...
そこには、一段ときれいに飾り付けてあるドレスが一着。このドレスもやはり、赤が主な色だが、
襟元や裾元には、遠慮がちに七色の宝石が散りばめてある。
...こんなにも華やかなドレスなのだが、なにかが足りない。スカーフの辺りが、どことなく寂しい。
フラン 綺麗でしょ〜。これはね、社交の場に出るときに着なさいってお父様がプレゼントしてくださったの。
こいし お父様?
フラン うん...[太字]数百年前くらいになくなっちゃったけどね[/太字]
こいし あっ...ごめん、こんな無神経な話...
フラン ううん。いいの。それに、こいしちゃんだけに話しておきたかったから。
そう言って笑うフランちゃんはとても寂しそうに見えた。
フラン あっ、そう言えばこのドレス、1パーツだけ足りないの!どこか分かる?
こいし ...胸元のスカーフの辺り...?
遠慮がちにそう聞くと、フランちゃんは、なんで分かったのと言わんばかりの表情をして、
フラン 正解!!どうして分かったの!?
と、興奮気味に聞いてきた。
こいし ん〜...なんかスカーフの辺りだけ異様に寂しく見えたから...かな?
フラン そっか〜!こいしちゃんって感受性が高いんだね〜!
こいし そうなのかな?褒められると嬉しいな
フラン うんうんっ!自信持っていいよ!!
すると、「ちょっと待っててね」と言って、フランちゃんは部屋の隅に消えていき、
戻ってきたのは数分後だった。
フラン ハアッハアッお、おまたせ...
こいし い、いやどうしたの...すっごい息切れしてるけど...
フラン つ、つい...全力...しっそ、う...ハアッし、ちゃハアッって...(見つけて嬉しくて)
こいし もう...とりあえずちょっと休憩したら?
フラン ありが...とう...で、も...だい、大丈夫...
こいし り...(了解の略)無理しないでよ...?
こいし がちで心配だから...
こいし と、とりあえず、息整えな?
フラン う、ん
〜数十分後〜
こいし 落ち着いた?
フラン うん、まぁね。ありがとう
こいし 別に大丈夫だよ。ただもう全力疾走なんてしないでね?この部屋ひっろいんだから...
フラン わ、分かった...
こいし それで、さっきからその手に持ってるやつがパーツ?
フラン うん!これ、綺麗だからお気に入りなんだ〜
そういいながらフランちゃんは何やらスカーフの辺りを弄りだした。
フラン ...よし!
カチッという何かがハマった音がして直ぐにフランちゃんはドレスの前から離れ、私に見せてくれた。
こいし ...わ...すご...
出てきた言葉はたったのこれだけ。でも、仕方がないと思う。そのドレスには
[太字]綺麗で不思議な七色の光を放っている少し大きめなひし形の宝石がついていたのだから。[/太字]