二次創作
お下がりと新品
今日も、無意識で歩き回る。人に気づかれないから悪戯だってし放題。
だけど、いつの間にか知らないところまで行っちゃうことがあるから、
そこが難点なんだよねぇ...あ、今日も知らない所まで来ちゃった...
お!おっきいお城発見!せっかくだしちょっと行ってみよ〜!(不法侵入)
お屋敷の中には大きなシャンデリアとか、赤いカーペットとか、
おっきいステンドグラスとかあって、まさに理想のお屋敷だ!
うちもこうしたらいいのに...(地下)
暫く歩いていると、少しあいた扉の向こうから、話し声が聞こえた。
少し聞き耳を立ててみると、(盗聴)難しい言葉で会話をしていた。
レミリア お母様、やっぱり早いところ別のお屋敷に移したほうがいいわ...
お母様 そうね...もし、あの子の存在が世に知れたら我がスカーレット家は
崩壊してしまう...明日にでもあの子を別の地下にでも移しましょうか...
レミリア ええ...先日は博麗の巫女も来たもの。もし異変解決のためとかで
家の中を調べられたら大変なことになってしまうわ...
忌み子を隠し、育てていた...なんて...
お母様 メイド何人かと一緒に移させるわ。フランに荷物をまとめるように
言っておいて頂戴
レミリア はい
会話が終わると、青みがかった銀髪?の「レミリア」という
お姉ちゃんと同い年くらいのお姉さんが部屋から出てきた。
忌み子...私と同じだ!少しでも話してみたいなと思って、私はそのお姉さんの 後をついていくことにした。(ストーキング)
私は、小さい頃から周りの人たちに気味悪がられていた。
そもそも、悟り妖怪自体が気味悪がられるのに、私の場合、生まれつき
サードアイが開いていないから、「忌み子」と呼ばれ、気味悪がられた。
お姉ちゃんやペット(お燐、お空)は「そんなことない」と、庇ってくれるけど...
悟り妖怪とはその名の通り、「人の心を読む事ができる妖怪」だ。
だけど、私はサードアイが閉じているから人の心を覗くことができない。
だから、サードアイはただの飾りになっている。
私はそのサードアイを捻ったり、切ったりした。
その結果、一つのチャームポイントとなって、私的には結構気に入っている。
青色っていうのはあんまり気に入ってないけど...
あ、そうこうしている間についたみたい!
辺りを見渡すと、薄暗い石レンガで作られたトンネルのような道。
所々に、少しばかりのロウソク。
まるで、牢屋みたい。
どうやら場所は地下のようで、周りの空気が少し湿っている。
なんか親近感...(地下住み)
そして、目の前には大きな重たそうな鉄の扉。
...なんだか怖い...
その扉を、レミリアさんは顔色一つ変えずに開ける。
ギギ...と、暫く使われていないことを示すかのような重々しい、鉄の擦れる
音が響いて、ゆっくりと、戸が、開く。
そこに居たのは...
私と同い年ぐらいの金髪の女の子だった。
フラン ...お姉様?
レミリア フラン。起きていたのね
...?起きていた...?あ、そっか...この人たち吸血鬼だから夜型なのか...(夕方)
フラン 今起きたところよ。どうかしたの?
レミリア ...理由があってね。貴女に荷造りをしておいてほしいの。
フラン ...荷造り?どこか旅行にでも行くの?
嗚呼...この子...何も知らないんだ...
〜フランSide〜
レミリア 旅行...嗚呼、まぁ...そんなところね...
フラン ふーん...?
レミリア 明日には発つから、早めに準備しておきなさいね
フラン はーい
そういうと、お姉様は[太字]私の顔を一度も見ずに[漢字]部屋[/漢字][ふりがな]牢屋[/ふりがな]から出て行った。[/太字]
フラン ...う〜ん...荷造りかぁ...
そんなの、一度もしたことがないからやり方がわからない。
いつも、旅行には置いていかれていたから。
フラン まずは何からまとめればいいんだろ...
??? 基本は服、おもちゃ、そして髪飾りだね
フラン なるほど〜...って誰ェ!?(こっからちょいコメディ)
こいし あれ?私のこと見えてる?珍しいなぁ...無意識なのに見えるなんて...
フラン え!?あ!?もしかして見ちゃいけなかった感じ!?
あああああ!!!私は何も見てない聞いてない見えてないィィィィィ!!!
こいし ちょっとちょっとちょっと!![漢字]人[/漢字][ふりがな]妖怪[/ふりがな]のこと幽霊扱いしないでよ!!
貴女と一緒なんだよ!?
フラン え...?よ、妖怪?私と...一緒?
こいし そーそっ!
フラン で、でも...私は...普通の妖怪...じゃないし...か、関わったら...
こっ、殺され
こいし ?だから?
フラン ...え?
こいし 関わったら殺される?だからどうかしたの?
フラン し、死んじゃうんだよ!?死ぬって...すっごく怖いんだよ!?
こいし そ〜なの?でも大丈夫!私、人に姿が見えないようにすることが
できるから!
フラン ...そ、そうなの?
こいし そぉだよっ!!
フラン でも...私...忌み子だよ...?気味...悪くないの?
こいし 別に〜?貴女からは不気味さは感じないし!私も同じだし!!
フラン ...?え?どういうこと...
こいし 私も忌み子ってこと!
フラン 貴女が?どのパーツも欠けてないような気がするけど...
こいし そういう貴女こそ、私から見たら欠点ないけどな...?
フラン ...私の種族は吸血鬼ってことはわかるよね?
こいし うん!とっても可愛い羽が付いてるもん!
フラン ...この羽ではね、[太字]飛べないの[/太字]。
こいし ふ〜ん?
フラン だから、私は、忌み子なの。
こいし じゃあ、私と益々同じだ!
私はねっ!悟り妖怪っていう種族なの!知ってる?
フラン 悟り妖怪...?嗚呼、なにかの図鑑で読んだかも?
確か、悟り妖怪には独特なサードアイと呼ばれる3つ目の眼がある。
見た感じ、彼女にもサードアイは付いている。が、瞳を閉じきっており、
ピクリとも動かない。
こいし ...もう分かった?私にもサードアイがちゃんと付いているけど、
[太字]このサードアイは機能してないの。[/太字]
フラン ...人の心が覗けないってこと?
こいし そうそう!
フラン 貴女も...私と...一緒...?
仲間、同じ、同類、一緒...それは、私が常に求め続けた関係だった。
私以外にも...忌み子って...居たんだ...!
こいし うん。私も、貴女と一緒。
フラン ...っか...そっか...!!
よかった!私、一人じゃなかった...!ちゃんと、仲間がいたんだ!
こいし あ、っていうか名前聞いてなかったし、教えてもなかったね!
私は古明地こいし!地霊殿に棲む悟り妖怪だよ!
フラン わ、私はフランドール・スカーレット。紅魔館の地下に棲んでいる、
吸血鬼...だよ!
こいし よろしくね!フランちゃん!
フラン うんっ!よろしくね!こいしちゃん!
↓↓↓↓一応まだあります↓↓↓↓
〜こいフラSide〜
温かい。この感じ、懐かしいな...
だけど、いつの間にか知らないところまで行っちゃうことがあるから、
そこが難点なんだよねぇ...あ、今日も知らない所まで来ちゃった...
お!おっきいお城発見!せっかくだしちょっと行ってみよ〜!(不法侵入)
お屋敷の中には大きなシャンデリアとか、赤いカーペットとか、
おっきいステンドグラスとかあって、まさに理想のお屋敷だ!
うちもこうしたらいいのに...(地下)
暫く歩いていると、少しあいた扉の向こうから、話し声が聞こえた。
少し聞き耳を立ててみると、(盗聴)難しい言葉で会話をしていた。
レミリア お母様、やっぱり早いところ別のお屋敷に移したほうがいいわ...
お母様 そうね...もし、あの子の存在が世に知れたら我がスカーレット家は
崩壊してしまう...明日にでもあの子を別の地下にでも移しましょうか...
レミリア ええ...先日は博麗の巫女も来たもの。もし異変解決のためとかで
家の中を調べられたら大変なことになってしまうわ...
忌み子を隠し、育てていた...なんて...
お母様 メイド何人かと一緒に移させるわ。フランに荷物をまとめるように
言っておいて頂戴
レミリア はい
会話が終わると、青みがかった銀髪?の「レミリア」という
お姉ちゃんと同い年くらいのお姉さんが部屋から出てきた。
忌み子...私と同じだ!少しでも話してみたいなと思って、私はそのお姉さんの 後をついていくことにした。(ストーキング)
私は、小さい頃から周りの人たちに気味悪がられていた。
そもそも、悟り妖怪自体が気味悪がられるのに、私の場合、生まれつき
サードアイが開いていないから、「忌み子」と呼ばれ、気味悪がられた。
お姉ちゃんやペット(お燐、お空)は「そんなことない」と、庇ってくれるけど...
悟り妖怪とはその名の通り、「人の心を読む事ができる妖怪」だ。
だけど、私はサードアイが閉じているから人の心を覗くことができない。
だから、サードアイはただの飾りになっている。
私はそのサードアイを捻ったり、切ったりした。
その結果、一つのチャームポイントとなって、私的には結構気に入っている。
青色っていうのはあんまり気に入ってないけど...
あ、そうこうしている間についたみたい!
辺りを見渡すと、薄暗い石レンガで作られたトンネルのような道。
所々に、少しばかりのロウソク。
まるで、牢屋みたい。
どうやら場所は地下のようで、周りの空気が少し湿っている。
なんか親近感...(地下住み)
そして、目の前には大きな重たそうな鉄の扉。
...なんだか怖い...
その扉を、レミリアさんは顔色一つ変えずに開ける。
ギギ...と、暫く使われていないことを示すかのような重々しい、鉄の擦れる
音が響いて、ゆっくりと、戸が、開く。
そこに居たのは...
私と同い年ぐらいの金髪の女の子だった。
フラン ...お姉様?
レミリア フラン。起きていたのね
...?起きていた...?あ、そっか...この人たち吸血鬼だから夜型なのか...(夕方)
フラン 今起きたところよ。どうかしたの?
レミリア ...理由があってね。貴女に荷造りをしておいてほしいの。
フラン ...荷造り?どこか旅行にでも行くの?
嗚呼...この子...何も知らないんだ...
〜フランSide〜
レミリア 旅行...嗚呼、まぁ...そんなところね...
フラン ふーん...?
レミリア 明日には発つから、早めに準備しておきなさいね
フラン はーい
そういうと、お姉様は[太字]私の顔を一度も見ずに[漢字]部屋[/漢字][ふりがな]牢屋[/ふりがな]から出て行った。[/太字]
フラン ...う〜ん...荷造りかぁ...
そんなの、一度もしたことがないからやり方がわからない。
いつも、旅行には置いていかれていたから。
フラン まずは何からまとめればいいんだろ...
??? 基本は服、おもちゃ、そして髪飾りだね
フラン なるほど〜...って誰ェ!?(こっからちょいコメディ)
こいし あれ?私のこと見えてる?珍しいなぁ...無意識なのに見えるなんて...
フラン え!?あ!?もしかして見ちゃいけなかった感じ!?
あああああ!!!私は何も見てない聞いてない見えてないィィィィィ!!!
こいし ちょっとちょっとちょっと!![漢字]人[/漢字][ふりがな]妖怪[/ふりがな]のこと幽霊扱いしないでよ!!
貴女と一緒なんだよ!?
フラン え...?よ、妖怪?私と...一緒?
こいし そーそっ!
フラン で、でも...私は...普通の妖怪...じゃないし...か、関わったら...
こっ、殺され
こいし ?だから?
フラン ...え?
こいし 関わったら殺される?だからどうかしたの?
フラン し、死んじゃうんだよ!?死ぬって...すっごく怖いんだよ!?
こいし そ〜なの?でも大丈夫!私、人に姿が見えないようにすることが
できるから!
フラン ...そ、そうなの?
こいし そぉだよっ!!
フラン でも...私...忌み子だよ...?気味...悪くないの?
こいし 別に〜?貴女からは不気味さは感じないし!私も同じだし!!
フラン ...?え?どういうこと...
こいし 私も忌み子ってこと!
フラン 貴女が?どのパーツも欠けてないような気がするけど...
こいし そういう貴女こそ、私から見たら欠点ないけどな...?
フラン ...私の種族は吸血鬼ってことはわかるよね?
こいし うん!とっても可愛い羽が付いてるもん!
フラン ...この羽ではね、[太字]飛べないの[/太字]。
こいし ふ〜ん?
フラン だから、私は、忌み子なの。
こいし じゃあ、私と益々同じだ!
私はねっ!悟り妖怪っていう種族なの!知ってる?
フラン 悟り妖怪...?嗚呼、なにかの図鑑で読んだかも?
確か、悟り妖怪には独特なサードアイと呼ばれる3つ目の眼がある。
見た感じ、彼女にもサードアイは付いている。が、瞳を閉じきっており、
ピクリとも動かない。
こいし ...もう分かった?私にもサードアイがちゃんと付いているけど、
[太字]このサードアイは機能してないの。[/太字]
フラン ...人の心が覗けないってこと?
こいし そうそう!
フラン 貴女も...私と...一緒...?
仲間、同じ、同類、一緒...それは、私が常に求め続けた関係だった。
私以外にも...忌み子って...居たんだ...!
こいし うん。私も、貴女と一緒。
フラン ...っか...そっか...!!
よかった!私、一人じゃなかった...!ちゃんと、仲間がいたんだ!
こいし あ、っていうか名前聞いてなかったし、教えてもなかったね!
私は古明地こいし!地霊殿に棲む悟り妖怪だよ!
フラン わ、私はフランドール・スカーレット。紅魔館の地下に棲んでいる、
吸血鬼...だよ!
こいし よろしくね!フランちゃん!
フラン うんっ!よろしくね!こいしちゃん!
↓↓↓↓一応まだあります↓↓↓↓
〜こいフラSide〜
温かい。この感じ、懐かしいな...