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ほぼ男しかいない世界で。

#11

友達欲しい

時は戻り、現代。

阿夏葉「はぁー…」

俺は深刻な問題に悩まされていた。

その問題は何かって?

友達だよ!と・も・だ・ち!!

いいか!?俺はこの男しかいない世界でキラッキラな高校生活を送るという
無謀な野望を抱いているのだ!

それなのに友達が悠斗・紅魔・墨・星海さん♡しかいないんだ!

なんだこのハブかれようは!!俺何もしてないんですけど!?

悲しいッッ

墨「どしたー?そんなため息ついちゃって」

阿夏葉「ずみ“……」

墨「見たことない顔してんだけどw」

そうだ墨は俺と話しても人気者の意味わからんモテ男…!

阿夏葉「もうお前しかいないんだ…」

墨「…っは、何言って…///」

阿夏葉「お前のその話術を教えてくれ…っ!友達が欲しいんだ!」

墨「…あーそっちかー。へーなるほどねー?それでへこたれてんだ?」

阿夏葉「おう…」

墨「まぁ確かに教えたいのは山々だけどさー。俺阿夏葉に友達できんのやだなー」

阿夏葉「んなっ…!?なななっなぜ故!?俺だって友達とカラオケ行ったり
マクトナルトでご飯食べたり将来同窓会行ったりしたいんだよ!!」

墨「ははっ、そっかー!うーん…よし!わかった!伝授しよう!」

阿夏葉「やったぁ!よろしくお願いします師匠ー!」

墨「俺が意識してるのは明るく話すこと!それだけ!
どんな話題でも笑わせられたら自然と仲良くなれるから!
阿夏葉にはピッタリじゃね?話してて面白いからさーっ!」

阿夏葉「墨…!やっぱ墨は俺の最高の親友だぜ!じゃあやってみるな!」

トタタタ

墨「[小文字]…はぁ…お前の親友は俺だけでいいだろ…[/小文字]」



阿夏葉「急にごめん!俺と友達に…」

モブ「は?無理だわ」

一人目。睨まれて終了。

俺そんな悪いことしたか…?てか結構緊張すんなこれ。

阿夏葉「あの!俺と友達になってくれない!?」

モブ「え、ぼ、僕…?ってあなたは…!ごごごめんなさい失礼しますっ」

二人目。途中で逃走され終了。

阿夏葉「あのっ、それ俺も行きた…」

モブ「生理的に無理だから無理」

三人目。盛大に拒否され終了。

阿夏葉「はぁ…しんど…」

結局何十人にも断られたし…自信なくすわ…。

そこにあったベンチに腰掛ける。

遠い目で空を見上げていた時、後ろから声を掛けられた。

??「おい」

阿夏葉「ぎゃっふぁいぃ!?」

驚いた俺は思わず立ち上がる。

そして振り返ると…イケメン慣れしている俺でも驚くほどの美貌の持ち主が立っていた。

…は!?かっこよかっこよかっこよかっこよぉぉぉ!!惚れるがなぁぁ!

…あれ、でもこの顔どこかで…?…いや、俺がこんなイケメンを忘れるわけないか。

ただの勘違いだろう。

阿夏葉「っかっっこっ…」

??「は?かっこ?」

阿夏葉「おっと!な、何ですか?」

??「お前が柊 阿夏葉か?」

阿夏葉「はい、そうですけど…」

こんなイケメンが俺に何の用なんだろう。

??「お前、友達探してんだってな。…なってやるよ」

阿夏葉「え?」

ん?え?あ?

んえぇぇぇ!?

阿夏葉「ほんとに!?」

コクッと頷くイケメン。仕草もイケメンだなオイ

でもヤンキーっぽい…。

いやいやそんなことは関係ない!

せっかく友達になってくれると言ってくれているのだ!うむ!関係ないな!!

阿夏葉「やったぁ!俺柊 阿夏葉!16!よろしくな!」

楓「伊波 楓。16。よろしく」

同い年か。クラスでは見たことないから、違うクラスかな?

阿夏葉「楓か!かっけぇ名前だな!よろしく!」

楓と名乗った不良っぽい人物は、さっきも言った通りとんでもない美男だった。

肩より少し長い白く輝く髪、美しい真っ黒な瞳、整った顔立ち。

…何よりこの…程よく鍛えられた肉体ッ

まさに美である!

楓「……」

阿夏葉「……」

気まず!!何か話題を…。

阿夏葉「っあ」

楓「学校って退屈だな」

阿夏葉「うぇ!?なんで!?」

楓「俺らみたいな奴は、いてもいなくても一緒だろ。だからつまんねぇ」

イケメンが何をおっしゃる!?ていうか、「俺ら」って…。

阿夏葉「なんだとぉ!?俺にとっちゃ、今日は超ラッキーデイだぞ!」

楓「は?」

阿夏葉「楓と出会えて友達になれたからだよ!…楓は違うのか…?」

楓「確かに、そうだな」

楓が微笑む。

阿夏葉「そうであろうそうであろう!」

楓「あぁ。お前と一緒なら、つまんなくならねぇかもな」

阿夏葉「! じゃあこれから一緒に、つまんないなんて思う暇なんてないぐらい
楽しいこといっぱいやろう!家とか行ってゲームしてさ!泊まったりもして!
カラオケもゲーセンも、お祭りも行ってー!あ、旅行とかも行っちゃうか!?」

楓「…ふはっ、こりゃ絶対飽きねぇな」

阿夏葉「飽きさせるものか!俺がいるからには、全力で笑ってもらうぞ!」

楓「受けて立つ」

こうして、俺に一人、最高の友達が増えたのでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜1週間後〜

阿夏葉「あ、おはよう楓!」

楓「おはよー」

阿夏葉「今日は早いな!」

楓「いつも早ぇだろ」

阿夏葉「いーや違うね!今日は30秒遅かったけど、前は1分だったもん!」

楓「数えてんのかよ」

友達になったのは1週間前だが、この仲の良さ。

阿夏葉「今日昼一緒に食わね?」

楓「弟はいーのかよ」

阿夏葉「もちろん大丈夫さ!…たぶん」

楓「おい今多分て言わなかったか」

阿夏葉「言ってねぇ!言ってねぇし!」

悠斗「…阿夏葉さっさと行くぞ」

阿夏葉「おうごめん悠斗!じゃあまたな楓!」

楓「…おー」

〜教室〜

悠斗「阿夏葉あいつ誰?」

阿夏葉「あいつ?楓のこと?最近友達になった友達!いいだろー!」

悠斗「ふーん。俺も昼一緒していい?」

阿夏葉「いいと思う!楓に聞いてみる!」

悠斗「うん」

あ、でも俺楓のクラス知らねぇ…。

片っ端から当たるしかないか。

ー別クラスにてー

阿夏葉「楓いるー?」

モブ「楓…?おまっ、伊波ともつるんでんの!?」

モブ「は?やばいよあいつ…」

モブ「近づかないでおこうぜ」

モブ「こわ…」

阿夏葉「…っあ…すみませ……」

墨「阿夏葉だいじょぶそ?誰か探してんのー?」

阿夏葉「墨…」

いつも助けてくれるよな…。

すると、誰か(モブ)が墨のことを引っ張った。

モブ「お、おい宮陽…悪いことは言わないから…こいつと関わらない方がいいぞ…」

墨「えー?なんでー?」

モブ「なんでって…こいつあの紅魔と伊波に関わってんだぞ…」

墨「でもさー?紅魔は紅魔、阿夏葉は阿夏葉じゃん。全く別の人間だよ」

モブ「でも…」

墨「俺が阿夏葉と仲良くなりたいんだよ、文句ある?」

墨が圧をかけるとモブは去って行った。

ほんとに優しいやつだな。

阿夏葉「明るく話すんじゃなかったのかよ?」

墨「あんなやつより友達守らないとね。最高の親友だろ!」

阿夏葉「…!おう!最高超えて最強だな!」

墨「最強ありがとうございまーす♪…で、誰か探してんの?」

阿夏葉「あぁ、楓ー…伊波ってやつ探してて」

墨「マジー?結構有名な不良だよ伊波。確か1ーDじゃなかったけ?」

全然隣のクラスじゃなかった…。

阿夏葉「マジか!」

墨「不良と仲良くなったらもっと印象悪くなるんじゃない?」

阿夏葉「どうでもいい!
どうせ悪口言ってる人ロクでもないやつ多いし!じゃ行ってくる!」

墨「いってらー。……」

〜1ーD〜

楓楓と…。あ、いた!

阿夏葉「楓ー!」

楓「阿夏葉。どうした?」

阿夏葉「お昼の話なんだけど!一人友達連れて来てもいいか!?」

楓「ダメ。」

阿夏葉「なっ!なんでだ!?」

楓「二人だけの約束だから。破ったら、阿夏葉のやりたいこと一緒にやってやらねぇぞ?」

阿夏葉「わかりました!わかりましたぁー!」

くそぅ…。そんなこと言われたら断れない…。

〜教室〜

阿夏葉「ごめん悠斗!無理だった!また一緒に食べよう!」

悠斗「約束したからな?」

阿夏葉「もちろん!俺は約束はきちんと守る主義だからな!安心したまえよ!」

悠斗「あぁ、待ってる」

キーンコーンカーンコーン

よしっ!飯だ飯だー!

作者メッセージ

とてつもなくイケメンな友達ができた阿夏葉。

2026/04/02 15:36

夢楽 ID:≫ 6sK3RUjRIWMA2
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