『愛する家族は私の誇り。』
#1
愛する家族は私の誇り。
『異世界から帰ってきたら、最強になったことに気づいてしまいました。』の裏話的なものです。
視点は女神視点。
読み切りです。
とある小説投稿サイトから転載してます。オリジナルです。
それでは本編どうぞ。
女神『お母様!お父様!このお花さん綺麗だよ!』
お母様『ほんとだね〜!とても小さくてかわいいお花さんね。』
お父様『お父さん、いつかお花になってみたいよ。』
女神『え〜?お花になってどうするの?』
お父様『ははっ、自然の空気を吸って、自然を思う通りに味わうのさ。』
女神『面白いのー?』
お母様『呆れられてないかしら。』
お父様『なっ…!』
私のお母様とお父様は、いつも私に寄り添ってくれた。優しく、笑顔で話しかけてくれた。私のお母様とお父様は、誰にでも自慢できる、最高の夫婦だった。
姉『…そうやって甘やかしてたら、厳しさってもの、知らなくなるでしょお母様、お父様。』
姉は厳しい。いつも『妹ばっか。』とか『妹しか優しくない』とか、お母様とお父様の悪口を言う。私はそんな事はしないと猛反発した。
でも、その姉が言う不満…悪口が、私にもわかった。
時が流れる、歳を取る。いつのまにか、もう立派な大人になっていた。
だが、大人になるにつれて、お母様とお父様の態度は変わっていった。
勉強のことは特に厳しかった。勉強の中ではさらに魔法が一番厳しく、辛かった。私は魔法が下手だ。いつも姉やお父様にサポートされながら魔法を使ってきた。一人で使う事は、この頃あまりなかった。
姉は、私を睨む。ついでに苦笑い。厳しい言葉をどれほど言われたか、いつかは言われるだろうと思っていたが、まさかの親から言われ、驚いた。いや、親が言うことは当然なのかと驚いた。私の親は普通なのか、当時はわからなかった。
そして、神の一家に生まれた私は、いずれ生き物をサポートすることになっていた。姉も親も強い魔法が使える方をサポートしていた。
私はそんな強い方すら、見つけれなかった。わからなかった。
私は異世界から人間界に行くと、ある人を見かける。私を見つめる、見えるわけがないのに、私を見つめる。私は明らかに不自然だと思ったので、声をかける。人間に声をかけるなんて、異世界ではおかしい事だと思われていたが、そんなこと覚えていなかった、私は気になったから声かけただけ、ただそれだけだった。
私はその人間と仲良くなる、いずれはもう自分はサポートしていたのではないか?いや、サポートされていたのではないか?と思った。
そして、とある日に家族のことについて打ち明けた。…絶妙に微妙な反応だったが、彼はこう言った。
海渡『家族はやっぱりそれぞれ違うと思うから、普通ってバラバラだと思うよ。』
家族は優しい時もある、でも怖い時の方が多い、厳しく、強い口調で。でも、本当は裏ではずっと優しいのではないのだろうか。人の裏は本人しかわからない、誰でも他人の裏を見れる物ではない。裏の裏があるかもしれない。
本当は必要としていたかもしれない。人それぞれの考えがある。裏は、人によってバラバラ。裏がわからないからこそ、私はこう思う。
私は、家族を愛している。
視点は女神視点。
読み切りです。
とある小説投稿サイトから転載してます。オリジナルです。
それでは本編どうぞ。
女神『お母様!お父様!このお花さん綺麗だよ!』
お母様『ほんとだね〜!とても小さくてかわいいお花さんね。』
お父様『お父さん、いつかお花になってみたいよ。』
女神『え〜?お花になってどうするの?』
お父様『ははっ、自然の空気を吸って、自然を思う通りに味わうのさ。』
女神『面白いのー?』
お母様『呆れられてないかしら。』
お父様『なっ…!』
私のお母様とお父様は、いつも私に寄り添ってくれた。優しく、笑顔で話しかけてくれた。私のお母様とお父様は、誰にでも自慢できる、最高の夫婦だった。
姉『…そうやって甘やかしてたら、厳しさってもの、知らなくなるでしょお母様、お父様。』
姉は厳しい。いつも『妹ばっか。』とか『妹しか優しくない』とか、お母様とお父様の悪口を言う。私はそんな事はしないと猛反発した。
でも、その姉が言う不満…悪口が、私にもわかった。
時が流れる、歳を取る。いつのまにか、もう立派な大人になっていた。
だが、大人になるにつれて、お母様とお父様の態度は変わっていった。
勉強のことは特に厳しかった。勉強の中ではさらに魔法が一番厳しく、辛かった。私は魔法が下手だ。いつも姉やお父様にサポートされながら魔法を使ってきた。一人で使う事は、この頃あまりなかった。
姉は、私を睨む。ついでに苦笑い。厳しい言葉をどれほど言われたか、いつかは言われるだろうと思っていたが、まさかの親から言われ、驚いた。いや、親が言うことは当然なのかと驚いた。私の親は普通なのか、当時はわからなかった。
そして、神の一家に生まれた私は、いずれ生き物をサポートすることになっていた。姉も親も強い魔法が使える方をサポートしていた。
私はそんな強い方すら、見つけれなかった。わからなかった。
私は異世界から人間界に行くと、ある人を見かける。私を見つめる、見えるわけがないのに、私を見つめる。私は明らかに不自然だと思ったので、声をかける。人間に声をかけるなんて、異世界ではおかしい事だと思われていたが、そんなこと覚えていなかった、私は気になったから声かけただけ、ただそれだけだった。
私はその人間と仲良くなる、いずれはもう自分はサポートしていたのではないか?いや、サポートされていたのではないか?と思った。
そして、とある日に家族のことについて打ち明けた。…絶妙に微妙な反応だったが、彼はこう言った。
海渡『家族はやっぱりそれぞれ違うと思うから、普通ってバラバラだと思うよ。』
家族は優しい時もある、でも怖い時の方が多い、厳しく、強い口調で。でも、本当は裏ではずっと優しいのではないのだろうか。人の裏は本人しかわからない、誰でも他人の裏を見れる物ではない。裏の裏があるかもしれない。
本当は必要としていたかもしれない。人それぞれの考えがある。裏は、人によってバラバラ。裏がわからないからこそ、私はこう思う。
私は、家族を愛している。
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