「皆―！」
「あ､里ちゃん」
﨑菜が手を振っているところまで自転車をこいで、ちゅう輪所でちゅう車した。
「静かだね」
「うん」
そこに月夜さんが､
「こんなに人いないんだったら、弾幕ごっこしない？」
「え”」
でも、やる。やるっきゃないよね！
『力とケツイがみなぎった』
「やろう」
「2対2で！」
みんな、姿が変わって準備OK。
「国符『クリスマス休戦』」
自分の歴史の知識がガンガンつかえそうな力だなぁ...。
あっ、クリスマス休戦とは、ドイツ帝国とイギリスの戦争中に起きた休戦のことだよ。
…わかるか。
「霊符『夢想封印』」
　あれ？これって、UNDERTALE!?
　楽々～。
　「魔符『ばっよえ～ん』」
おー、桜子はぷよぷよか。
どうりで魔法使いなわけだ。
「星符『はどうビーム』」
やっぱ﨑菜はカービィだ。
「国符『冬戦争』」
冬戦争とは、ソビエト社会主義共和国連邦VSフィンランドの戦い。シモ・ヘイヘっていうフィンランド人のスナイパーが活やくしたんだよ。
「あっオーバーキル」
「里乃っ、何するの！？」
「これでも普通だよ」
「えっ！？」
そうなるのも無理はない。
第二次世界大戦とかからノルマントン号事件くらいまでの激しさで強弱がわかれている。
「…強すぎたかな」
「まぁ、強くて悪いことはないからいいんじゃない？」
「うん」