灯ーともしびー
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
「あははっ(笑)」
俺は、どこで選択を間違えてしまったのだろう。今まで、なるべく多くの人に好いてもらえるよう、嫌われないよう、取り繕ってきたのに。その結果がコレ。
どうしてこうなってしまうのだろう。俺の人生に意味などもうない。「明日」というものが憂鬱で、「他人」がどうしても好きになれなくて、でも「孤独」嫌で。そんな自分に、心底失望して。
“誰か俺をこの暗闇から連れ出して”と言ってしまったら、これまでの全てが塵とかす。正直、“これまでの全て”が消えたとしても、後悔など無い。けれど、どうしても、どうしても、『緋』という存在を否定したくない。俺の我儘が、俺を苦しめているだけ。
[小文字]「、バッカみたい…」[/小文字]
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
「俺は十分頑張った!十分すぎるくらいに!
だから、終わりにしよう!」
これが実現したらどれだけ幸せだろう。そんな言葉を吐いたところで、俺はとうに何も出来ない人間になってしまった。言葉を吐き出す分だけ、それが本音となり、また、自分を苦しめていく。
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
本当に終わりにしてしまおう。
俺が俺を苦しめているのだから、
俺しか俺を幸せに出来ない。
だから、
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
「あー、怖いなぁ〜(笑震」
あと一歩踏み出してしまえば、この人生に終止符を打てる。あと一歩、あと一歩、もう一歩なのにっ…
「ねぇ、無理してる?」
最期の幻聴だと思った。こんな土砂降りの中、俺に声を掛ける人なんて居ないから。幻聴たどしても、心のどこかで『現実』であって欲しいと思ってしまう。振り返る他、選択肢は無い。
「ねぇ、あぶないよ?おちちゃうし、さむいよ?」
そこに立っていたのは、幼い男の子だった。こんな深夜の雨の中、何故一人で居るのだろう、本当はそんな事を考えるのが普通なのだろう。
「君、一人?(しゃがむ」
「、うん…ママが家にいれてくれないのぉ(涙」
「じゃあ、お兄ちゃんと一緒に暮らそう?」
「ほんとぉ…?いたいことしない?(涙」
「うん、そんな事絶対にしない。だから、おいで?(手広」
「・・・(迷」
[小文字]「ありがとぉ」[/小文字]
その男の子は、消え入りそうな声でそう言い、俺に抱き着いてきてくれた。この時、この子を助けたのは、ただの気まぐれでも、優越感に浸りたかった訳でもない。
[明朝体]ただ、[漢字]孤独[/漢字][ふりがな]ひとり[/ふりがな]になりたくない[/明朝体]
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
「あははっ(笑)」
俺は、どこで選択を間違えてしまったのだろう。今まで、なるべく多くの人に好いてもらえるよう、嫌われないよう、取り繕ってきたのに。その結果がコレ。
どうしてこうなってしまうのだろう。俺の人生に意味などもうない。「明日」というものが憂鬱で、「他人」がどうしても好きになれなくて、でも「孤独」嫌で。そんな自分に、心底失望して。
“誰か俺をこの暗闇から連れ出して”と言ってしまったら、これまでの全てが塵とかす。正直、“これまでの全て”が消えたとしても、後悔など無い。けれど、どうしても、どうしても、『緋』という存在を否定したくない。俺の我儘が、俺を苦しめているだけ。
[小文字]「、バッカみたい…」[/小文字]
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
「俺は十分頑張った!十分すぎるくらいに!
だから、終わりにしよう!」
これが実現したらどれだけ幸せだろう。そんな言葉を吐いたところで、俺はとうに何も出来ない人間になってしまった。言葉を吐き出す分だけ、それが本音となり、また、自分を苦しめていく。
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
本当に終わりにしてしまおう。
俺が俺を苦しめているのだから、
俺しか俺を幸せに出来ない。
だから、
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]
「あー、怖いなぁ〜(笑震」
あと一歩踏み出してしまえば、この人生に終止符を打てる。あと一歩、あと一歩、もう一歩なのにっ…
「ねぇ、無理してる?」
最期の幻聴だと思った。こんな土砂降りの中、俺に声を掛ける人なんて居ないから。幻聴たどしても、心のどこかで『現実』であって欲しいと思ってしまう。振り返る他、選択肢は無い。
「ねぇ、あぶないよ?おちちゃうし、さむいよ?」
そこに立っていたのは、幼い男の子だった。こんな深夜の雨の中、何故一人で居るのだろう、本当はそんな事を考えるのが普通なのだろう。
「君、一人?(しゃがむ」
「、うん…ママが家にいれてくれないのぉ(涙」
「じゃあ、お兄ちゃんと一緒に暮らそう?」
「ほんとぉ…?いたいことしない?(涙」
「うん、そんな事絶対にしない。だから、おいで?(手広」
「・・・(迷」
[小文字]「ありがとぉ」[/小文字]
その男の子は、消え入りそうな声でそう言い、俺に抱き着いてきてくれた。この時、この子を助けたのは、ただの気まぐれでも、優越感に浸りたかった訳でもない。
[明朝体]ただ、[漢字]孤独[/漢字][ふりがな]ひとり[/ふりがな]になりたくない[/明朝体]
[中央寄せ]・・・[/中央寄せ]