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【短編集】書きたいこと書くだけ短編集。【リクエストOKだよ】

#9

Side Another #1 = 同調圧力のお話。





『先生』という立場の人間が言っていい事じゃないとは思っている。


[太字]..........学校が好きじゃないんだ。[/太字]



好きじゃないとぼやかしてはいるけど、もう嫌いと言い切ってしまった方がいい。


学校という小さな小さな箱庭には、いい思い出なんてこれっぽっちもない。



.............いや、違う。


俺は、分かってるはずだ。



[太字]いい思い出がないんじゃなくて、トラウマになった記憶に全部塗りつぶされただけだ。[/太字]


[太字]俺が3回目に見捨てた、中学生の頃のお話。[/太字]




[水平線]




1人目はすぐ隣で銃殺された親父、2人目は扉の向こう側にいた弟の幸唄。


[太字]俺の言った『3人目』は、中学で同じクラスになった一人の生徒だった。[/太字]



その子は、特段変なことをするような人柄ではなかった。


むしろ、その時必死で努力をしていた俺よりも成績が良かったと思う。


どれくらいすごかったかはもう曖昧だが、きっと、馬鹿馬鹿しいとも思えるくらいに。




でもそれが気に食わなかった人が少なからずいたのは事実だった。


[太字].............いじめられるようになったんだ、その人は。[/太字]



『 █████! 』


『 █████████████████ 』


『 █████、██!! 』



悪魔のような笑顔で、殴る、蹴る、汚す。

その場にないと罵詈雑言でかき消されていく泣き声。




[太字]______俺は見てるだけだった。[/太字]



〝 あいつはいじめられて当然 〟


〝 お前もあいつの事が嫌いなんだからいいだろ? 〟


〝 お前もそう思ってるんだから別にいいよな?なぁ??? 〟



『............』



別に、クラスメイトから何か言われたわけじゃない。


でも、この教室という箱庭そのものが、まとめて全部あの子にとっての敵だった。



[太字]『いじめられて当たり前』という環境を作っていた。[/太字]


俺だってその一端を背負わされていた。


俺は何もできなかった。



同調圧力に身動きを封じられて見てるだけだった。



[太字].............いじめられていたその子は、後に綺麗な逆花火になって死んでしまった。[/太字]


アスファルトに、血の跡が花火のように残っていた。



[太字]中学の頃の思い出は、全部その花火に焼き払われてしまったんだ。[/太字]

作者メッセージ

お久しぶりです。
モチベが完全になくなってしまっていた中、
追加ストーリーを考える機会がありましたので共有致します。

今後の予定(超絶不定期)
#2 捨て飯 ザリガニのお話
#3 朱肉 少女のお話
#4 レモン サラダのお話

2026/01/08 21:51

炙られまぐろ ID:≫ .6s.jvpisoNL.
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