二次創作
短編集②【リクエスト停止】
創作元:黒子のバスケ
キャラ:花宮真
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《出会い〜現在シリーズ②》
「○○、よろしくな?」
『よろしくしたかありません。』
初めて花宮真と出会った時は、嫌な予感がして逃げたくなったり。
「あんたら、仲良いな」
「せやろ?」『ふざけんな』
"仲が良い"と言われた時には、嫌悪感が増して顔を歪めたり。
「おっ、偶然だなぁ?付き合えよ」
『忙しいです』
休日に"偶然"出会えば、仕組まれていたのだと気づき、厄日になったり。
「あっ。●●さんは、俺と一緒の班、だよね?」
『ソウデスネ』
猫被りの笑顔に闇を感じて、無理矢理一緒の班になったり。
「おーい!○○ちゃーん?面貸せよっ!」
『今吉さん、お願い。生け贄になって』
「ちょっと無理な相談やなぁ。送り出したるから行っといで」
体育館でバスケ部の練習を見ていたら、キレてる花宮が到着して、逃げ回る羽目になったり。
「........誰だよそいつ。[漢字]焼く[/漢字][ふりがな]妬く[/ふりがな]ぞ」
『は、なんでそんなキレてんの』
従兄弟の写真を見せたら、無意味にキレられたり。
「まさか、お前が誕生日覚えてるとはな」
『バカにしてんだろ。はっ倒すぞ』
花宮の誕生日を祝ってあげたのに、失礼な発言をされたり。
「.........●●さんっ!」
「ご主人が呼んどるで」
『無理無理無理、[漢字]花宮[/漢字][ふりがな]あいつ[/ふりがな]の隣に並びたくない!!』
体育祭の時には、勝手にご主人判定された花宮に貸し出されたり。
「おいお前、マネージャーやれよ」
『それほぼ、脅迫だからね』
脅迫まがいな誘いに、渋々OKしてあげたり。
「.......っ、バカか!離れんなっつっただろうが!!」
『.......、ごめ、っ.....』
危険に晒され、花宮が本気で私を大切にしてくれたり。
「昨日、手前違う道で帰っただろ」
『......っは、な、....で........』
いくらなんでも花宮が怖くて、花宮を避けていたり。
「お前は、黙ってたら可愛いだろ」
『........っるさい.....!!』
失礼紛いの発言も、花宮なりの褒め方だと気づき、照れてしまったり。
「まぁ、見てても毒にならねぇな」
『そんなに褒められないのかよ』
文化祭でメイド服を着ることになって、素直じゃない花宮を小馬鹿にしたり。
「お前の誕生日覚えてあげてた俺に感謝しろ」
「えらい上から目線やなぁ」
『あ?私は今日姫だぞ、丁重に扱え』
誕生日を祝う気のない奴と、なぜか居る今吉さんに誕生日を祝ってもらったり。
「今吉さんの卒業が近づいてきて嬉しいです」
『バカ言うな。あと二ヶ月もあるんだぞ』
「後輩が辛辣すぎて泣きそうやわ…」
3人で初詣に行って、年を越したり。
「お前のこと、すぐ見つけてたら楽だったな」
『逃がしてくれないんですね……はいはい…』
道具としか見ていない花宮に、違和感を覚えたり。
「お前の彼氏になってやってもいいけど?」
『こっちのセリフだ、ばぁか』
相変わらず素直になれない私達に、春が訪れたり。
「.......まぁ、不味くはねぇな」
『はいはい、どーも』
バレンタインを渡して、好評の意見をもらったり。
「俺ら、付き合うことになったんで」
「花宮、ついに洗脳したんか?」
『そんなに疑われると思ってませんでした』
今吉さんに付き合った報告をしたら、疑いの目を向けられたり。
「俺からの贈り物なんだから、丁重に扱えよ」
『それ、好きな子に言いますかね』
ホワイトデーにお返しを貰って、相変わらず変わらない花宮を見たり。
「卒業おめでとなぁ」
『お出口はあちらです』
「ストーカーかよ」
私達の卒業式は、全力で今吉さんを拒んだり。
「........お前は、桐皇行くんだろ?」
『まぁ......私に合ってるし、』
卒業後、高校について話して、少し寂しさを覚えたり。
「今日、一緒に歩いてたの誰だよ」
『若松さん、知ってるでしょ?』
花宮の、子供らしい部分がうっすら見えてきたり。
「........おい、本気だったら家ぐらい開けろよ。覚悟見せろ」
『......っごめん........わかれてください.......っ』
別れの危機に追い込まれたり。
「やっと、高校卒業だぜ?」
『なんか、3年前が懐かしいかも』
懐かしい頃の話を2人でしてみたり。
「おー、2人とも卒業おめでとなぁ」
『なんで来たのかが最高に分からない』
「絶対に追放されるべきだろ」
「めっちゃ拒否られてるし、ウケる」
「すんげぇ嫌そうだな」
卒業式後に、合流したら、何故か今吉さんが待っていたり。
「結婚するか」
『........ムードもクソもないな』
突然のプロポーズに、少し驚きながらもOKしたり。
「○○、似合ってんぞ」
『真に言われたかないですね.........』
「予想通り、結婚までもつれ込んだなぁ」
「花宮がちゃんと着こなしてんのムカつくね」
「似合ってんぞー」
結婚式を挙げて、愉快な仲間たちから祝福されたり。
「名前、決めんの難ぃな」
『1人の人生掛かってるからね〜』
身籠った子の名前を2人で考えていたり。
「ん、誕生日だろ」
『2人で祝う、最後の誕生日かなー』
もうすぐ出産する赤ちゃんのことを考えながら、誕生日を祝ってもらったり。
「○○、偉かったな」
『はは........一緒にいてくれて、ありがとね....』
第一子を出産したり。
「ママ達って、いつ好きになったの?」
「中1」
『は?なんで会う前に好きになってんの』
かわいい我が子からの質問に、ありえない返答が返ってきたり。
「俺より先に死んだら、殺す」
『物騒.........、まぁ.......一緒に居たげるよ』
2回目の"永遠の愛"を誓ったり。
『真、愛してるよ』
「......俺も、愛してる」
時には2人で、素直に愛を伝えてみたり。
「『お前/真と一緒で良かった』」
一心同体に、そう思ったりした。
(ずっと、きっと、これからも)
…ハーデンベルギア「出会えてよかった」「運命の出会い」「幸せが舞い込む」「思いやり」