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未来日記・黒バス・HQの夢小説です。

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二次創作
短編集②【リクエスト停止】

#3

高尾和成と私の大きな差




創作元:黒子のバスケ

キャラ:高尾和成




---------










「ねぇ○○さん」





『ん、なに』








高尾に、やけに真剣な眼差しで見つめられる

私達の居る空気が、やや甘く感じる









「俺、○○さんのこと好き」





『.......そ』









一瞬ときめいてしまった自分に後悔する

コイツはああいう奴だ。冗談に決まってる

高尾が声を荒げて私を呼んだ









「○○さん!」





『んもぉ、なに.......』









高尾の足音がピタリと止まり、後ろを振り返る

私の腕を掴んだ高尾の顔は、伏せていて分からない









「○○さんのこと、好きって言ってるんすよ」






『.......冗談やめようよ』









あぁ、返答が遅くなる。自分でも動揺してるのが、手に取るように分かる

少しでも期待をしてしまっているから、冗談だと分かった時の辛さが痛いから、誤魔化してしまう









「冗談じゃないですから。本気で○○さんのこと好きなんすよ、」




『ねぇ、そろそろ怒るよ』









拳に力が籠る。それと同時に掴まれている腕に痛みが走る










「本気だって!!俺、○○さんのことマジでっ.........!」





『......っ!』










高尾の顔が上がり、泣きそうなその瞳にバチリと視線が合わさる









「○○さんが認めてくれた時から、ずっと好きで......!○○さんが怪我して帰ってきた時なんか、冷静を保つのに必死でっ......!!」




『.......』









私の目頭がじわじわと熱くなる








「ガチで、マジで、○○さんのことすきなんだよ........」








敬語の抜けた、蕩けた声は私の耳によく通る

頭の中が一気に高尾色になる









《○○さんはしゃーないっすからねっ!》
《ふははっ!いぇーいっ!》
《○○さんは、じっとしててください》
《○○さんっ......!!無事で、マジ.....》










《俺はありのままの○○さんを推しますね!》











私の頭にまで響く高尾の声。ほんとに、つくづく......









「ねぇ、○○さん.......『.....だって....だよ』.....え?」








『私だって........高尾のこと好きだよっ!!』









どこまでも振り回される











「.......っえ.......」




『.........』









私はバカでも鈍感でもない。だから直ぐに気付いてしまった










《.....次はないからな》
《あははっ!たかっ......!っひ.....ちっそくっ......!!》
《高尾はちょっとくらい人に頼ること》
《高尾!!無事に帰ってこないと、ぶちのめす!》










《高尾は普通にしてた方が、かっこいーよ》










嫌でも分かる。高尾にだけは甘いこと。心配性なこと。繊細なこと。でも、目の前の事を理由にして、遠ざけてた

それに、年齢の差があって、叶う筈のない事だって。

でも、ずっとずっと、この気持ちに蓋をしてた筈なのに、溢れてしまう

いっそぶちまけた方がいいって、





「高尾と一緒にいたい」「高尾を知りたい」「高尾に見てほしい」


「高尾のことが好きだ」って気持ちが抑えらなかった




生暖かいモノが頬をつたる









「っね、ちょ、.......」





『高尾のことが、どうしようもないくらい好きだよ......ずっと、高尾にだけ違うって分かってたよ.......!でも、高尾と私には大きな差があるってっ!』









一度溢れ出してしまったモノは止められない








『でも諦められなくって........っ。私だってっ.........ほんとはずっと、!!』








高尾のことが好きだったんだよ、そう言い終わる前にふわりと優しく包み込まれる









「○○さん........!!」





『っ........』









高尾の胸に顔を埋めて、溢れ出す涙を堪える

まるで、分かってるから.......と言われているような気がした

その安心感に嗚咽が漏れる








『.......っ.....ふ.......っう.....』








自分のみっともなさに幻滅する。

それなのに高尾は変わらず、何も言わずに優しく抱きしめてくれた









(ずっと、あなたの優しさに甘えています)








作者メッセージ

高尾和成が「あんた」って言ってくれる世界線ってないんですかね。........って、唐突に思います。
高尾和成は、若干口悪めの方が良いですって。この、ハイスペ男子が!

2025/03/16 20:41

渡会天乃♣︎💐 ID:≫ 19ZQABSFMiPlU
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