二次創作
短編集②【リクエスト停止】
創作元:名探偵コナン
キャラ:黒羽快斗
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彼女の輝くような眩しい瞳が好きだった。
彼女の太陽に照らされた笑顔が好きだった。
彼女の艶やかな長い髪が好きだった。
彼女の元気あふれる声が好きだった。
彼女の時々魅せるその仕草が好きだった。
でも全て、あの名探偵のことを好いている彼女だったからこそのものだった。
顔も声も仕草も髪型も全て一致しているのに、俺には何かが足りない。俺は、その彼女の美しい瞳には移らないのだ
彼女は彼のことしか見えていない。彼のことになるとより一層目を輝かせて話す。
彼女の世界はきっと、彼中心に回っている。
でもその彼の世界は違う人中心に回っているから。だから、憎らしい。
お前が好きな[漢字]名探偵[/漢字][ふりがな]あいつ[/ふりがな]はお前のことじゃなくて、あいつのことしか考えてないんだぜ。
きっとあいつ、毛利蘭かお前どっちか選べって言われたら、罪悪感に駆られながら毛利蘭を選ぶような男だぜ。
なのになんで、それが分かってんのにお前、[漢字]名探偵[/漢字][ふりがな]あいつ[/ふりがな]の時だけそんな顔すんだよ、
『.......ぁっ、新一!』
『っぅえ、!.......そんな、しんいちあり、がと........』
『うん、大好きだよ。たぶん、世界が朽ち果ててもね』
『全部もってるくせにっ、.......!!』
『す、すごい、かっこいい、よっ......!』
『なんで、私じゃだめだったのかな』
なんで、俺じゃダメだったんだよ。
(俺だったらお前のこと死ぬまで一生愛してあげれんのによ)
(新一じゃなきゃだめなくらい、新一に救われたの)