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二次創作
月が星に恋をした。

#5

03 ツキシマ ホタルちゃん

入学式がは無事に終わり、教室で自己紹介をすることになった。

机の上には出席番号順で名札がおいてあり、誰が座るかわかるようになっていた。

校長の長い話で疲れていた私はいち早く席に座っている。

隣の席の名札を確認すると、そこには月島蛍と書いてあった。

星崎(ツキシマ、ホタルちゃんかな?女の子!やった!)

色白で平均より少し身長の低い女子を想像していると、隣の席に人が座った。

そこには、椅子に座っていてもわかるほどの長身で、どこかアンニュイな雰囲気を纏うメガネ男子がいた。

星崎「え…」

月島「あ、…!」

星崎「[小文字]ホタルちゃんじゃなかった…[/小文字]」

月島「ねぇ」

星崎「はいっ!?!?」

声が聞こえたかと思い思わず焦って返事をすると、相手は思いもよらぬ質問をしてきた。

月島「入学説明会のとき猫拾ってた子デショ?」

星崎「え?そうだけど…」

月島「君に一目惚れした」

星崎「……は?ごめん私耳バグってるみたいだからもう一回お願い」

月島「君に一目惚れした」

ヒトメボレ…一目惚れ…ひとめぼれ…HITOMEBORE…

ん????あ、お米の種類のことか((

星崎「あ、私ははえぬき派!」

月島「は?」

いやこっちがは?なんですけど

星崎「えっとぉ?私の自意識過剰でなければ、あなたが私に一目惚れをした、ということ…??」

月島「うん」

星崎「は!?!?!?」

星崎「わかったあんたさては面食い!?!?!?!?」

月島「違う」

星崎「説得力0だけど???」

星崎「まぁいいか…これからよろしくね、ツキシマホタルくん。」

月島「言っとくけどツキシマケイね」

星崎「あ、ケイだったんだ。ごめん」



入学早々イケメンに告られる私って…

今日で運使い果たしたのかな。

2025/02/25 19:36

夜型人間 ID:≫ 10nGHqHmry41Q
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